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リバプール、いまだ無敗! トッテナムを破って2位と勝点16差で首位独走。南野の“デビュー”はお預けに

カテゴリ:メガクラブ

サッカーダイジェストWeb編集部

2020年01月12日

ソン・フンミンは3度の絶好機を決めきれず

値千金の先制点を奪ったフィルミーノ。サラーとの連携で相手守備網を打開しての豪快なフィニッシュだった。 (C) Getty Images

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 現地時間1月11日、プレミアリーグ第22節が開催され、リバプールは敵地で、トッテナム・ホットスパーと対戦した。

 今シーズンのプレミアリーグ20試合を消化して、19勝1分けと破竹の勢いで勝ち進め、独走態勢を築いているリバプール。FAカップ3回戦のエバートン戦から中6日で迎えた今節は、ベストメンバーをスタメンに揃えた。プレミアデビューが注目された日本代表FWの南野拓実は、ベンチスタートとなった。

 試合は序盤から両軍がアグレッシブな攻防戦を展開。開始早々2分に速攻からフィルミーノの決定機を創出したリバプールに対し、トッテナムも6分にソン・フンミンがカウンターから惜しいシュートを放って相手ゴールを脅かした。

 15分を過ぎたあたりから攻めるリバプールと守るトッテナムと攻守の構図がはっきりと表れたゲームは、相手のカウンターをケアしつつ、攻勢を強めたアウェーチームが主導権を握ると、37分に牙城をこじ開ける。エリア内でボールをキープしたサラーの落としを受けたフィルミーノが左足のシュートでゴール右隅を豪快に射抜いた。

 先手を取って勢いに乗ったリバプールは、気を抜くことなく素早いトランジションを保って、相手の反攻を完璧に封殺。1-0とリードして前半を折り返した。

 迎えた後半は、1点のビハインドを追うトッテナムが立ち上がりから前掛かりに仕掛け、それにリバプールも守勢に回らずに応戦。58分にフィルミーノが惜しいボレーを放てば、60分にはソン・フンミンが右足の強烈なシュートで相手ゴールを急襲したが、いずれもゴールを奪うまでには至らない。

 攻防戦が続いたなかで、69分にラメラとロ・チェルソの両アルゼンチン人アタッカーを同時に投入し、攻勢を強めたトッテナムは、74分にソン・フンミンがこの日3度目の決定機を得たが、渾身の一撃は大きく枠を外れてしまう。その8分後にはロ・チェルソがオーリエのクロスをスライディングボレーで合わせていったが、これも枠内へとコントロールすることができない。

 度重なるピンチを何とか脱したリバプールは、残り時間が刻一刻と減るなかで、リーグ最小失点(14)を誇る守備陣が残り時間を危なげなく消化。虎の子の一点を最後まで守り抜いたのである。

 トッテナムの猛追をかわし、1-0で逃げ切ったリバプール。南野のプレミア・デビューは持ち越しとなったが、リーグ戦の連勝を12に伸ばし、2位レスター・シティとの勝点差を「16」として首位独走態勢を保った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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