どうなるバルセロナ スビサレータの後任SD候補マシアはオファー受諾を躊躇

カテゴリ:ワールド

ジャンルカ・ディ・マルツィオ

2015年01月08日

バルサのSDは魅力的なポストだが…。

バルサのSDを電撃的に退任したスビサレータ(右)。後任人事の行方が注目されるが…。中央はバルトメウ会長、左はL・エンリケ監督。 (C) Getty Images

画像を見る

 バルセロナのスポーツディレクター(SD)を退任したアンドニ・スビサレータの後任は、現在フィオレンティーナでテクニカルディレクターを務めるエドアルド・マシアで決まりという論調がスペインでは強まっているが、状況はそれほど単純ではない。
 
 コンタクトがあったのは事実だ。しかし、ほぼ決定というのはマスコミの先走り。マシアがバルサのオファーを受け入れるかどうかは、現時点では不透明だ。
 
 マシアとフィオレンティーナの契約は2016年6月まで残っており、解消するためには数百万ユーロの違約金を積む必要がある。さらに問題は、現在のバルサが、落ち着いて長期的なプロジェクトに取り組むには適さない混乱に支配されていること。
 
 バルサのSDは確かに魅力的なポストだが、現状では自分が望むような形で仕事をするのは難しいのではないかという印象をマシアは持っているようだ。少なくとも、いますぐにマシアがバルセロナ行きを決断する可能性は高くないように見える。
 
文:ジャンルカ・ディ・マルツィオ
翻訳:片野道郎
【関連記事】
バルセロナも容認へ モントーヤが1月の移籍を決断、ユベントスがアプローチ
【移籍市場超速報】ユベントスがバルセロナのサイドバック、モントーヤ獲得に乗り出す
インテル シャキリ獲得に大きく前進、L・ディアッラ獲得にはブレーキ
大物移籍が続々! 早くも活気づく冬の移籍市場 古巣復帰のF・トーレスはマドリード・ダービーで再デビューへ
【欧州サッカー時事解説】「ファイナンシャル・フェアプレー」とは?

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 王国の誇りを胸に
    4月10日発売
    サッカー王国復活へ
    清水エスパルス
    3年ぶりのJ1で異彩を放つ
    オレンジ戦士たちの真髄
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 特別企画
    5月1日発売
    プレミアリーグ
    スター★100人物語
    絆、ルーツ、感動秘話など
    百人百通りのドラマがここに!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 完全保存版
    1月17日発売
    第103回全国高校サッカー選手権
    決戦速報号
    前橋育英が7年ぶりの戴冠
    全47試合&活躍選手を詳報!
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ