「チームのために80分で勝ちたかった」
1月3日にフクダ電子アリーナで行われた全国高校サッカー選手権3回戦の四日市中央工(愛知)vs日章学園(宮崎)は、壮絶な点の奪い合いとなり、3-3でPK戦に突入した。
そのPK戦で殊勲者となったのが、四中工のGK有留奎斗(3年)だ。日章学園の4人目を見事にセーブ。決められたシュートもすべて読みを的中させ、プレッシャーをかけてポストに直撃した5人目の失敗を誘発した。
試合当日のミーティングで、相手のPK戦(市立船橋戦)のビデオを見て分析。「キッカーが蹴る方向は事前に分かっていた」と明かした。
そのPK戦で殊勲者となったのが、四中工のGK有留奎斗(3年)だ。日章学園の4人目を見事にセーブ。決められたシュートもすべて読みを的中させ、プレッシャーをかけてポストに直撃した5人目の失敗を誘発した。
試合当日のミーティングで、相手のPK戦(市立船橋戦)のビデオを見て分析。「キッカーが蹴る方向は事前に分かっていた」と明かした。
「自分がヒーローになるんだという思いもありましたが、連戦での疲労を考えると80分で勝ちたかったって気持ちが強いです」と、活躍にも満面の笑みとはいかなかった。
夏のインターハイでは、1回戦で尚志(福島)に0−5の大敗。選手権の目標を「初の単独優勝」から、より現実的な「ベスト8」に切り替えた。選手同士で話し合ってトレーニングに対する姿勢を見直し、苦しい時間帯でも粘り強く戦えるようになったという。
「選手権8強は目標であり通過点」と力強く語った守護神のその視線は、1月5日の準々決勝(矢板中央戦)へと向けられていた。
取材・文●永福海(ワールドサッカーダイジェスト編集部)
夏のインターハイでは、1回戦で尚志(福島)に0−5の大敗。選手権の目標を「初の単独優勝」から、より現実的な「ベスト8」に切り替えた。選手同士で話し合ってトレーニングに対する姿勢を見直し、苦しい時間帯でも粘り強く戦えるようになったという。
「選手権8強は目標であり通過点」と力強く語った守護神のその視線は、1月5日の準々決勝(矢板中央戦)へと向けられていた。
取材・文●永福海(ワールドサッカーダイジェスト編集部)