気になる初陣はいつに?
リバプールの“熱血漢”は、新たに加わった24歳のサムライ戦士に夢中になっている。
2019年が終わりを迎えつつあった12月にリバプール移籍を実現させ、話題をさらった南野拓実は、迎えた新年の1月1日から正式に世界王者の一員となった。
この日本代表FWの獲得をクラブ上層部に掛け合ったとされているのが、他ならぬ指揮官のユルゲン・クロップである。今シーズンのチャンピオンズ・リーグ(CL)グループステージでレッドブル・ザルツブルクと対戦した時に、南野のプレーを目の当たりにし、関心を強めたのだ。
リクエストが叶い、晴れてチームへ加わった南野について、クロップは現地時間1月1日に行なわれた記者会見で、期待を込めて次のように語った。
「タクミはザルツブルクの選手として、我々と対戦した時に、クレイジーなプレーをしていた選手だ。だから契約をした。あの時のようにクレイジーにやってくれれば、何も問題はないよ」
2019年が終わりを迎えつつあった12月にリバプール移籍を実現させ、話題をさらった南野拓実は、迎えた新年の1月1日から正式に世界王者の一員となった。
この日本代表FWの獲得をクラブ上層部に掛け合ったとされているのが、他ならぬ指揮官のユルゲン・クロップである。今シーズンのチャンピオンズ・リーグ(CL)グループステージでレッドブル・ザルツブルクと対戦した時に、南野のプレーを目の当たりにし、関心を強めたのだ。
リクエストが叶い、晴れてチームへ加わった南野について、クロップは現地時間1月1日に行なわれた記者会見で、期待を込めて次のように語った。
「タクミはザルツブルクの選手として、我々と対戦した時に、クレイジーなプレーをしていた選手だ。だから契約をした。あの時のようにクレイジーにやってくれれば、何も問題はないよ」
チームに合流した際に南野と会話を交わしたクロップは、「彼はスーパーキッドだよ!」と褒め称えたうえで、前ザルツブルク指揮官のマルコ・ローゼ(現ボルシアMG監督)との裏話を明かした。
「タクミが出来た選手だということは、実は前々から聞いてはいたんだ。ザルツブルクの前監督だったマルコ・ローゼは、元々、私が率いたマインツにいた選手だったからね。それでマルコがタクミを凄く褒めていたから、『これは間違いないな』って確信したんだ。実際、すでに英語は少しだけ喋れているし、とくに問題はない。きっともっと上達するはずだよ。それに彼のドイツ語は本当に素晴らしいよ!」
すでに指揮官とコミュニケーションが図れている様子の南野。デビューのタイミングも気になるが、クロップは「シーズンのこの時期にやってきた選手を使うのに、15週間もいらない」と語りつつ、こう続けた。
「彼が試合に出られる許可が下りた段階からチームに入れることを考えている。彼はザルツブルクにいたし、何か大きな問題があるわけじゃないだろう。ただ、彼が3月までに完全に適応できるか? それは分からない。これから互いに学び、彼が必要とするすべての時間を与えるつもりだ。
今、我々は本当に素晴らしいサッカーチームだ。世界で最も攻撃的な選手たちがいる。彼を5番目、6番目の選択肢として受け入れさせるために連れてきたわけではない。多くのポジションでプレーすることもでき、オプションもある。皆が彼に少し時間を与えてあげてくれると素晴らしいね」
プレミアリーグの規定上、1月2日(現地時間)に行なわれるシェフィールド・ユナイテッド戦の欠場が決定している南野は、その3日後に“聖地”アンフィールドで行なわれる宿敵エバートンとのFAカップ3回戦の出場が濃厚となっている。
クロップは激戦必至の大一番で、日本代表FWを抜擢するだろうか。その起用法が注目される。
【PHOTO】リバプール移籍決定! 南野拓実のキャリアを厳選ショットで振り返る!――2009~2019
構成●サッカーダイジェストWeb編集部