「自分たちのスタイルで勝つのが最も大事」
“ファイナル”の舞台は、これで3季連続だ。
2017年度のセレッソ大阪との天皇杯決勝、2018年の湘南ベルマーレとのルヴァンカップ決勝に次いで、飯倉大樹は今季の鹿島アントラーズとの天皇杯決勝に挑むことになる。
過去2回は、横浜F・マリノスの守護神としてピッチに立った。結果は、いずれも準優勝。タイトルを手にできなかった当時を「慢心じゃないけど、どこかでいけるんじゃないかって」という気持ちが少なからずあったと飯倉は正直に明かす。
だが、今回は違う。「ドキドキ、ワクワク」という感情は変わらないが、それは浮き足だったものではなく、「地に足がついて」決戦を迎えようとしているという。
現在はヴィッセル神戸に所属。クラブとして初タイトルがかかるファイナルの“重み”を重々承知している。新国立の初のスポーツイベントで、国内随一の「20冠」を誇る常勝軍団・鹿島を相手に、すでに引退を表明しているチームメイトのダビド・ビジャとともに頂点に立つ――。
「いつもどおり、いろんな感情がまざっています」
そう話す神戸の守護神は、使命感に燃えながらも、表情は実ににこやかだ。過度な緊張もなく、良い状態で戦いの準備を整えているに違いない。
「自分たちのスタイルで勝つのが最も大事。それが今後の成功につながるから。明日の決勝は、深い意味があるんじゃないかなと思っている」
“三度目の正直”で、タイトルを掴めるか――。
「個人的には、今までシルバーホルダーになっているけど、いいかげん、ゴールドを取りたい。チームとしては、勝つのは最優先だけど、いかに自分たちのサッカーをやって、1位になれるか。いろんな意味で、注目度の高いゲームになると思う。(神戸のサッカーは)面白いねって思ってもらえるようなサッカーをして優勝するのが一番」
これまでの苦い経験を糧に、今度こそ歓喜の瞬間を味わいたい。
取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
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2017年度のセレッソ大阪との天皇杯決勝、2018年の湘南ベルマーレとのルヴァンカップ決勝に次いで、飯倉大樹は今季の鹿島アントラーズとの天皇杯決勝に挑むことになる。
過去2回は、横浜F・マリノスの守護神としてピッチに立った。結果は、いずれも準優勝。タイトルを手にできなかった当時を「慢心じゃないけど、どこかでいけるんじゃないかって」という気持ちが少なからずあったと飯倉は正直に明かす。
だが、今回は違う。「ドキドキ、ワクワク」という感情は変わらないが、それは浮き足だったものではなく、「地に足がついて」決戦を迎えようとしているという。
現在はヴィッセル神戸に所属。クラブとして初タイトルがかかるファイナルの“重み”を重々承知している。新国立の初のスポーツイベントで、国内随一の「20冠」を誇る常勝軍団・鹿島を相手に、すでに引退を表明しているチームメイトのダビド・ビジャとともに頂点に立つ――。
「いつもどおり、いろんな感情がまざっています」
そう話す神戸の守護神は、使命感に燃えながらも、表情は実ににこやかだ。過度な緊張もなく、良い状態で戦いの準備を整えているに違いない。
「自分たちのスタイルで勝つのが最も大事。それが今後の成功につながるから。明日の決勝は、深い意味があるんじゃないかなと思っている」
“三度目の正直”で、タイトルを掴めるか――。
「個人的には、今までシルバーホルダーになっているけど、いいかげん、ゴールドを取りたい。チームとしては、勝つのは最優先だけど、いかに自分たちのサッカーをやって、1位になれるか。いろんな意味で、注目度の高いゲームになると思う。(神戸のサッカーは)面白いねって思ってもらえるようなサッカーをして優勝するのが一番」
これまでの苦い経験を糧に、今度こそ歓喜の瞬間を味わいたい。
取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
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