【U-22日本代表】「まだまだ全然足りない」…森保監督が語ったジャマイカ戦のテーマは

カテゴリ:日本代表

多田哲平(サッカーダイジェスト)

2019年12月27日

「入りからアグレッシブに」

ジャマイカ戦の前日会見に臨んだ森保監督。課題と抱負を語った。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

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 U-22日本代表の森保一監督は12月27日、長崎県内にて、翌日のキリンチャレンジカップU-22ジャマイカ戦に向けた会見に臨んだ。

 トランスコスモススタジアム長崎で行なわれるこのジャマイカ戦は、森保監督就任後、2度目の国内開催とあって、注目度は高い。日本サッカー協会からは、チケットはソールドアウトしたとも発表されている。

 森保監督は「国内でやる難しさというところ。アウェーももちろん難しいですけど、勝たないといけない、勝ってサポーターに喜んでいただきたいという想いが強くなるほどプレッシャーはかかってくる。そのサポーターのみなさんの応援を、いい意味でのプレッシャーに変えて、力にできるように、準備を出来ればと思う」と抱負を語る。
 
 国内初戦となった11月のU-22コロンビア戦は、まさにそうしたホーム独特の緊張感がひとつの原因となり0-2の敗戦。立ち上がりから動きが硬く、組織的にもちぐはぐで、スコア以上に南米の強豪に差を見せつけられた。

 そのコロンビア戦を受けて、指揮官が挙げる課題が「満員の観客のなかで絶対に勝ちたいという気持ちで臨んだが、逆にそこがプレッシャーとなり少し硬さがあった」点と、「チームの連係連動の部分ではまだまだ全然足りない部分がある」点。つまりジャマイカ戦では、ホームの重圧に打ち勝ち、コンビネーションを深めるのが、ひとつのテーマになる。

 ジャマイカ戦は国内最後のテストマッチとなる手の抜けない一戦だ。「明日の試合、また新しいチーム編成となったと言ってもおかしくないですが、そこでお互いの意思統一をしながら、勝利に向かって戦ってほしい。今回の試合は入りからアグレッシブに選手たちが戦ってくれるように、準備したい」と、森保監督は意気込んでいる。

取材・文●多田哲平(サッカーダイジェスト編集部)

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