「チャンピオンズ・リーグで得点することができなかった」
ベルギーの主砲が止まらない。今夏にマンチェスター・ユナイテッドを離れ、セリエAのインテルに加わったロメル・ルカクだ。
デビューを飾ったレッチェ戦(セリエA第1節)でいきなり鮮烈なゴールを叩き込むと、それ以降もコンスタントに得点を量産。公式戦22試合で14ゴール・3アシストと好調を維持し続けている。
セリエAで首位に立ち、絶対王者ユベントスの牙城を崩さんとするインテルを力強く牽引しているルカク。だが、その存在を認めない人物がいる。アルゼンチン代表FWマウロ・イカルディの妻で、代理人も務めているワンダ・ナラだ。
その妻の奔放な発言に端を発し、インテルと対立したイカルディは、腕章もエースの座も失い、構想外となった。そして、今夏のルカク加入が決定打となり、パリ・サンジェルマンへと移籍(レンタル)。つまりワンダ・ナラからすれば、ベルギー代表FWは、旦那のポジションを奪った“敵”とも言える。
それだけにワンダ・ナラは、ベルギー代表FWの活躍を快く思っていない様子だ。23日(現地時間)に自身が出演するイタリアのテレビ番組『Tiki Taka』で、司会を務めるジャコモ・ヴァレンテ氏が、「ルカクはマウロとは少し違って、チームのためにプレーができるリーダーの資質がある9番だ」と語ったのに対し、こう異議を唱えた。
「重要な試合で彼(ルカク)を見られるのは喜ばしいことよ。でも、彼はチャンピオンズ・リーグみたいな大舞台で得点することができなかったじゃない。その結果、彼はテレビで決勝トーナメントを見ることになったのよ」
デビューを飾ったレッチェ戦(セリエA第1節)でいきなり鮮烈なゴールを叩き込むと、それ以降もコンスタントに得点を量産。公式戦22試合で14ゴール・3アシストと好調を維持し続けている。
セリエAで首位に立ち、絶対王者ユベントスの牙城を崩さんとするインテルを力強く牽引しているルカク。だが、その存在を認めない人物がいる。アルゼンチン代表FWマウロ・イカルディの妻で、代理人も務めているワンダ・ナラだ。
その妻の奔放な発言に端を発し、インテルと対立したイカルディは、腕章もエースの座も失い、構想外となった。そして、今夏のルカク加入が決定打となり、パリ・サンジェルマンへと移籍(レンタル)。つまりワンダ・ナラからすれば、ベルギー代表FWは、旦那のポジションを奪った“敵”とも言える。
それだけにワンダ・ナラは、ベルギー代表FWの活躍を快く思っていない様子だ。23日(現地時間)に自身が出演するイタリアのテレビ番組『Tiki Taka』で、司会を務めるジャコモ・ヴァレンテ氏が、「ルカクはマウロとは少し違って、チームのためにプレーができるリーダーの資質がある9番だ」と語ったのに対し、こう異議を唱えた。
「重要な試合で彼(ルカク)を見られるのは喜ばしいことよ。でも、彼はチャンピオンズ・リーグみたいな大舞台で得点することができなかったじゃない。その結果、彼はテレビで決勝トーナメントを見ることになったのよ」
彼女の言う「9番を身に着けた前任者」とは、もちろんイカルディだ。キャプテンまで務めた旦那がルカクと比較され、卑下されたことに反応したのである。
さらにワンダ・ナラは、こう続けている。
「私は今でもインテルを愛するサポーターよ。私がここにいるにもかかわらず、前の9番についてリスペクトを欠くような発言をしているから我慢ができなかった。私はクラブのために150ゴールを挙げた9番を知っているわ。でも、人々の心が常に変わることも知っている。ルカクもチャンピオンズ・リーグの後は、批判されていたけど、今では何かの現象のように称賛されているもの」
これまでも幾度となく世間を騒がせる言動を繰り返してきたワンダ・ナラ。その“やっかみ”をルカクが気にすることは、おそらくないだろう。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部