日韓戦の鍵を握るのは”持っている男”遠藤渓太。22歳のドリブラーに注目したい理由

カテゴリ:日本代表

多田哲平(サッカーダイジェスト)

2019年12月17日

むしろ、問われるのは守備面

中国戦では積極的なドリブルでチャンスメイク。韓国戦では攻守に渡る働きが求められる。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

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 E-1選手権に参加している日本代表は、12月18日に開催国の韓国代表との対戦に臨む。この試合は、ただの“日韓戦”ではない。両チームとも2連勝で迎えるこの最終戦は、事実上の決勝戦となる。

 そんな大一番で注目したいのが、ウイングバックの遠藤渓太だ。今年、横浜でリーグ優勝に貢献し、ノリに乗っているこの22歳のアタッカーの働きは、ひとつのポイントになる。

 まずなにより見せてほしいのは、持ち前の突破力。遠藤の「ウイングバックがしっかりと仕掛けていかないと、流れも停滞する」という言葉通り、3-4-2-1システムではウイングバックがどれだけサイドを突破できるかが肝となる。第1戦の中国戦で見せたような切れ味鋭いドリブルが韓国相手にも通用するか。

 マッチアップが予想されるキム・テファンは今季Kリーグベストイレブンにも選ばれている実力者だ。簡単な相手ではないことは確かだが、この韓国屈指のSBを遠藤が攻略できれば、自ずと日本はゴールに近づけるはずだ。
 
 もっとも攻撃は遠藤の得意分野であり、ある程度計算できる部分でもある。むしろ、問われるのは守備面で、注目したい理由は、まさにそこにある。

 今大会の韓国はスピーディなサイドアタックが特長のひとつ。第1戦の香港戦、第2戦の中国戦を見ても、得点こそなかったが、サイドを切り崩して度々シュートチャンスを作っていた。

 つまり、遠藤が相手のサイド攻撃についていけないようだと、日本は主導権を握られ、苦しむことになりかねない。遠藤自身「守備の部分は足りないと多くの人に言われてきているし、自分でも分かっているつもり」というが、韓国戦ではそうした不安を払拭するパフォーマンスが求められるのである。

 攻撃的な遠藤にとって、ウイングバックは不慣れなポジションだ。「ウイングバックをやる機会は代表に呼ばれないとない。そこでしっかりと守備の部分も向上させないといけない」というくらいで、3トップの片翼を担う横浜とは、ギャップがある。
 

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