ポドルスキの新天地は古巣ケルンが有力か。現地で沸騰する“待望論”にクラブ首脳の見解は──

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェストWeb編集部

2019年12月09日

日曜日の試合では3度に渡って“ポルディ”チャントが…

磐田戦でハットトリックを決め、好調ぶりを示したポドルスキ。その去就が大きな注目を集めている。写真:田中研治

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 アウェーチーム側のスタンドで幾度となく鳴り響いたのは、英雄の帰還を求めるチャントだった。

 現地日曜日のドイツ・ブンデスリーガ、ウニオン・ベルリン対1FCケルンの一戦、その後半だ。2点をリードされても反撃の糸口を掴めないケルンに対して、アウェーの地に乗り込んだサポーターたちが容赦ない指笛とブーイングを浴びせる。そして彼らが3度に渡ってコールしたのが“ポルディ”の名だった。ほかでもない、現在ヴィッセル神戸でプレーする元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキである。

 ケルンはポドルスキがプロキャリアをスタートさせた心のクラブ。2度の在籍期間で合計7シーズンプレーし、自身のSNS上ではいまでも事あるごとに古巣への愛情を示している。

 神戸とポドルスキの契約が来年1月いっぱいで満了となることを受け、ドイツ国内では複数の新天地が取り沙汰されており、その有力候補のひとつがケルンだ。昨季2部で優勝を飾り、1年で1部復帰を果たした古豪ながら、今季は14節を終えて2勝2分け10敗と絶不調。ウニオン戦の黒星でついに最下位に転落し、ふたたび2部降格の危機に瀕している。

 深刻なのは得点力不足で、冬の移籍市場で急務となるのが一線級のストライカーの確保だ。34歳ながらその左足に衰えの色が見られず、土曜日のJ1最終節(ジュビロ磐田戦)では来日後初のリーグ戦ハットトリックを達成したポドルスキ。にわかにケルン・ファンの間で待望論が沸き上がっているのだ。

 この点について報道陣から問われたケルンのマルクス・ギスドル監督は、憮然とした表情で「特定の個人の獲得についてはいっさいノーコメントだ」と回答。そのうえで、「いまはここにいる選手たちとの戦いに集中している。冬のこと(補強)は綿密にプランニングしているし、穏やかに論じ合っているところだ」と説明した。

 
 かたやサポーターの怒りを肌で感じ取ったクラブのホルスト・ヘルトSDは、「彼らからその名(ポドルスキ)が出たことは十分に理解できる。我々が変化を加えなければならないのは明白だからだ」と、意味深なコメントを発している。

 J1リーグの全日程を終えた神戸は、12月21日に天皇杯準決勝を清水エスパルスと戦う。それに勝利すれば、元日に新国立競技場で行なわれるファイナル行きが決まる。はたして、ケルン復帰を含めて複数ある選択肢から、ポドルスキが導き出す結論やいかに──。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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