水曜日に行なわれた天皇杯４回戦で、およそ３か月半ぶりの公式戦出場を果たしたのが、ヴィッセル神戸のFWルーカス・ポドルスキだ。
 
　川崎フロンターレ戦の80分、田中順也に代わってピッチに登場。体調不良でドイツに帰国し、当地で「真珠腫性中耳炎」の手術も受けた。８月に入ってようやく再来日を果たし、ハードなトレーニングメニューをこなして復帰戦を迎えたのだ。シーズン終盤の巻き返しが望まれるチームにあって、偉大な点取り屋の帰還は願ってもない朗報だろう。
 
　そんななか、ポドルスキは9月21日に自身のインスタグラムを更新。オフを利用してラグビーワールドカップを観戦するため首都圏に足を運んだようで、「ストーリー」上には横浜で行なわれたニュージーランド対南アフリカ戦を観戦する姿が紹介されている。そして試合後に渋谷へ移動し、妻モニカさんとの仲睦まじいレアショットを撮影。「Tokyo Date Night」と綴って掲載された画像では、なんと渋谷のスクランブル交差点のど真ん中で対面し、熱い抱擁＆キスを交わしている。
 
　いまや渋谷の同地は、外国人観光客にも大人気の観光スポットとなっている。撮影した時間帯は夜遅めだったようで、日中より往来するひとはうんと少ない印象だが、なかなかの大胆トライだ。この投稿を見たファンからは「彼らだから絵になる」「らぶらぶ」「映画のワンシーンみたい」「ゴージャスなカップルだ」「激アツ！」などなど、さまざまな反響が寄せられている。

 

　なおこの日の“スクランブル”では、３人の元バルセロナ戦士も記念撮影に及んでいた。サガン鳥栖のMFイサーク・クエンカ、ともにヴィッセル神戸のMFセルジ・サンペール、DFトーマス・フェルマーレンのトリオで、かつてバルサで苦楽を共にした間柄だ。
 
　都内でポドルスキと一緒だったのかどうかは定かでないが、クエンカのインスタに投稿された３ショット写真では、いずれも満面の笑みを浮かべている。彼ら３人も束の間のオフに東京観光を満喫したのかもしれない。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部