誰が代表に強い想いを持っていて、それを発信していくのか
なでしこジャパンこと日本女子代表の高倉麻子監督が11月29日、E-1選手権(12月10日~18日/韓国)に向けたメンバー発表記者会見に臨んだ。
E-1選手権は、なでしこジャパンにとって今年最後の活動であり、五輪前最後の公式国際大会となる。それだけに高倉監督も強い意気込みを持っている。
「ワールドカップ以降、カナダ、南アフリカと戦ってきて、今までやってきた積み上げを確認して、ある程度良い形を出せていると感じています。今回は東アジアの大会ですけど、しっかり結果を出して、アジアのナンバーワンであることを証明したい。それが選手にとっても自信につながっていく。内容も結果もこだわって戦っていきたいと思います」
E-1選手権は、なでしこジャパンにとって今年最後の活動であり、五輪前最後の公式国際大会となる。それだけに高倉監督も強い意気込みを持っている。
「ワールドカップ以降、カナダ、南アフリカと戦ってきて、今までやってきた積み上げを確認して、ある程度良い形を出せていると感じています。今回は東アジアの大会ですけど、しっかり結果を出して、アジアのナンバーワンであることを証明したい。それが選手にとっても自信につながっていく。内容も結果もこだわって戦っていきたいと思います」
そう抱負を述べた高倉監督が期待するのは、新リーダーの台頭だ。E-1選手権は国際Aマッチウィークの開催ではないため、招集の強制力はない。今回のメンバーに欧州組はおらず、キャプテンの熊谷紗希(リヨン)も招集外となっている。
「このチームが世界で戦っていくためには、新しい強いリーダーは絶対に必要。今回のメンバーの中で誰が代表に強い想いを持っていて、それを発信していくのか。すべての選手にチームを引っ張ってほしいと思っている。プレーだけでなく、オンとオフを含めて、チームの軸となり、何かを発信する選手が出てきてほしいと思っています」
東京五輪まで約7か月後。本大会で熊谷とともにチームをけん引できる新リーダーは現われるのか。注目したい。
E-1選手権でなでしこジャパンは、台湾、中国、韓国の3か国と対戦。日程とキックオフ時間は以下のとおり。
第1戦/台湾戦 16時20分キックオフ
第2戦/中国戦 15時55分キックオフ
第3戦/韓国戦 19時30分キックオフ
取材・文●多田哲平(サッカーダイジェスト編集部)