ベレーザが空前のリーグ5連覇を達成!エース田中美南が東京五輪に出場するためには何が必要なのか?

カテゴリ:日本代表

西森彰

2019年11月03日

ベレーザのリーグ5連覇に大きく貢献!

チームのリーグ5連覇にストライカーとして大きく貢献した田中。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

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 なでしこリーグ1部は、11月2日に最終節が行われ、全90試合を終えた。女王、日テレ・ベレーザが今季もリーグ戦を制して、空前のリーグ5連覇を達成した。その原動力となったのがキャプテンであり、エースの田中美南だ。
 
 これまでは、リーグの終盤戦になると「今節、ベレーザの優勝が決まる条件は…」という話題が挙がったが、今季は優勝争いそのものが最終盤までもつれた。それは、永田雅人監督体制のベレーザを他チームが研究し、差を縮めてきた証左でもある。
 
 そして、最もベレーザを苦しめたのが、5連覇の初期にベレーザを率い、今季から浦和レッズレディースの指揮官に就任した森栄次監督だった。「森監督に代わって、みんなが伸び伸びとプレーしていて、選手の力を最大限に引き出してきた」と田中。ベレーザは、13節の直接対決で浦和に敗れ、1試合消化試合が少ない暫定順位ではあったものの、最大勝点6差にまで広げられた。
 
 しかし、逆境がベレーザの底力を引き出した。「それまでも必死でしたが、浦和に負けて、それ以上に必死になったというか、勝ちに対してのこだわりが増しました。そして、チームとしての底力があったのかなと思います」(田中)。
 
 日程変更により中2日で挑んだジェフユナイテッド千葉レディース戦(2-1)、INAC神戸レオネッサ戦(2-1)などの難関を乗り越え、浦和に追いついた。このマッチレースでベレーザの大きなアドバンテージになったのが、得失点差。17節、同勝点で並んでいた浦和が伊賀FCくノ一に敗れ、ベレーザがSC長野パルセイロレディースを下すと、その時点でベレーザの優勝は決定的なものとなった。
 
 田中は最後の2試合こそ出番がなかったが、それまでに合計20点。さらに言えば、そのうちの8点は、チームで最初のゴールという重要な得点だった。今季も、田中の力が優勝に大きく貢献したのだ。
 
「これまでのシーズンよりも先制されるシーンが多かったのですが、逆転で勝ちにもっていけるゲームが増えたと思います。マイナスをプラスに持っていける力というのが、チームとして感じられるので、そこが強みだと思います」。
 
 5連覇を引き寄せたエースは、自らの活躍ではなく、チームの成長を語った。
 
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