怒涛のゴールラッシュを見せたパリSG
現地時間11月26日、チャンピオンズ・リーグ(CL)のグループステージの第5節が開催され、グループAでは、マドリードのサンチャゴ・ベルナベウで、2位レアル・マドリーと首位のパリ・サンジェルマンが対戦した。
すでに16強進出を決めているパリSGを、マドリーが本拠地で迎え撃った一戦は、開始早々にホームチームが均衡を破る。
17分、エリア内右でボールを受けたバルベルデが中央へ折り返すと、イスコがダイレクトシュート。これは左ポストへ当たるも、こぼれ球を拾ったベンゼマが押し込んだ。
引き分け以上で決勝トーナメント進出が決められるマドリーは、さらに攻勢を強めて主導権を握る。一方のパリSGは、相手のチェックに苦戦を強いられて、小気味よいパスワークが鳴りを潜める。
マドリーの攻守に渡る良さが目立った前半は終了間際に物議を醸すシーンが起きる。
42分、敵エリア内へ抜け出したパリSGのイカルディがマドリーの守護神クルトワと接触し、後者の一発退場とPKが命じられる。しかし、VARチェックの結果、このシーンが起きる前にピッチ中央でゲイエがマルセロを押し倒していたとして、レッドカードも、PKも、取り消されたのだ。
主審のレフェリングによって、スタジアム全体が異様な雰囲気となるなか、前半はマドリーが1点をリードして折り返した。
すでに16強進出を決めているパリSGを、マドリーが本拠地で迎え撃った一戦は、開始早々にホームチームが均衡を破る。
17分、エリア内右でボールを受けたバルベルデが中央へ折り返すと、イスコがダイレクトシュート。これは左ポストへ当たるも、こぼれ球を拾ったベンゼマが押し込んだ。
引き分け以上で決勝トーナメント進出が決められるマドリーは、さらに攻勢を強めて主導権を握る。一方のパリSGは、相手のチェックに苦戦を強いられて、小気味よいパスワークが鳴りを潜める。
マドリーの攻守に渡る良さが目立った前半は終了間際に物議を醸すシーンが起きる。
42分、敵エリア内へ抜け出したパリSGのイカルディがマドリーの守護神クルトワと接触し、後者の一発退場とPKが命じられる。しかし、VARチェックの結果、このシーンが起きる前にピッチ中央でゲイエがマルセロを押し倒していたとして、レッドカードも、PKも、取り消されたのだ。
主審のレフェリングによって、スタジアム全体が異様な雰囲気となるなか、前半はマドリーが1点をリードして折り返した。
迎えた後半、46分に迎えたピンチを守護神ナバスのファインセーブで逃れたアウェーチームは、開始と同時に投入していたネイマールにボールを集中させる。長く怪我に悩まされ、今シーズンのCL初出場となったエースは、的確なワンタッチパスで、チームにテンポを生み出したが、相手の堅牢は突き崩せない。
かたや危なげなく試合を進めたホームチームは、69分にピッチ外の話題に事欠かないベイルを投入。しかし、これに本拠地のサポーターは大ブーイングが浴びせ、その後もウェールズ代表FWにはボールを持つたびに罵声が飛んだ。
その後、一進一退の攻防戦が続いた一戦は、79分にベンゼマが2点目となるヘディングシュートを決めて、マドリーが勝負を決めたかに思われたが、その2分後にエムバペの一撃で一矢を報いたパリSGが、同点弾をねじ込む。
83分、右サイドを攻め上がったベルナトの折り返しを、エムバペとネイマールが連続でスルーしてドラクスラーがシュート。これは相手DFにブロックされるも、こぼれ球をサラビアが豪快に蹴り込んでニアサイドを射抜いたのだ。
怒涛のゴールラッシュでパリSGが追いついた一戦は、結局、2-2で終了。終始、試合のペースを握りながら2点差を追いつかれたマドリーだったが、裏のカードで、クラブ・ブルージュがガラタサライと引き分けたため、グループ2位での決勝トーナメント進出を決めている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部