代表でもキルギス戦で約1年ぶりにゴール
現地時間11月25日、ドイツ2部の第14節が行なわれ、ハノーファーはホームにダルムシュタッドを迎えた一戦に1-2で敗れた。
しかし、この試合に先発したハノーファーの原口元気は、チーム唯一の、そして自身にとっては今季初めてのゴールを決めた。
成績不振のために指揮官が交代し、ケナン・コヤック新監督が就任して初の試合となったハノーファーは、4分にオウンゴールで失点。しかし14分、FWヘンドリック・ヴァイダントのシュートをGKが弾かれたところを詰めて、同点弾を奪ったのが原口だった。
その後、前半のうちに再び勝ち越しを許したハノーファーは、後半も追いつくことができず、新指揮官の初陣を白星で飾ることはできなかった。勝点14のまま、16位に沈んでおり、現地紙『Wormser Zeitung』は「失望がチームを包み込んでいる」と伝えている。
しかし、この試合に先発したハノーファーの原口元気は、チーム唯一の、そして自身にとっては今季初めてのゴールを決めた。
成績不振のために指揮官が交代し、ケナン・コヤック新監督が就任して初の試合となったハノーファーは、4分にオウンゴールで失点。しかし14分、FWヘンドリック・ヴァイダントのシュートをGKが弾かれたところを詰めて、同点弾を奪ったのが原口だった。
その後、前半のうちに再び勝ち越しを許したハノーファーは、後半も追いつくことができず、新指揮官の初陣を白星で飾ることはできなかった。勝点14のまま、16位に沈んでおり、現地紙『Wormser Zeitung』は「失望がチームを包み込んでいる」と伝えている。
ドイツのサッカー専門誌『kicker』も「ハラグチのゴールはチームに安定をもたらした。けれども、その後に為す術なく失点すると、それ以上は組織的なダルムシュタットの守備を崩す策を見つけることができなかった」と評した。
ただ、原口が中心にチャンスを創出したことについては、「チームにおいて、小さくない見どころではあった」と、ポジティブな要素だとしている。
原口は昨季ハノーファーに加入。公式戦29試合に出場しながらも、ノーゴールでシーズンを終えていたため、移籍後初ゴールとなる。さらに、ドイツでは、2018年1月のブンデスリーガ2部・第20節カイザースラウテルン戦以来、約1年10か月ぶりのゴールとなった(当時はデュッセルドルフに所属)。
11月14日に行なわれたカタール・ワールドカップのアジア2次予選、アウェーのキルギス戦でも、FKを直接ゴールに叩き込んでいた原口。代表で約1年ぶりとなるゴールを決めたことで、調子は上向きのようだ。
ハノーファーは次節、アウェーで宮市亮を擁するザンクト・パウリと対戦する。日本人アタッカーの共演に注目が集まる。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部