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「腹が立つ」ドイツ代表ジャンがユーベの若手に怒りを露わ。“恵まれすぎた”環境に警鐘を鳴らす

カテゴリ:メガクラブ

サッカーダイジェストWeb編集部

2019年11月19日

恩師ハインケスとの厳しい練習を振り返り…

若手の環境に警鐘を鳴らすジャン。 (C) Getty Images

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 ユベントスに所属するドイツ代表のエムレ・ジャンは、最近の若い選手の中に、チャンスを無駄にしている者が少なくないと感じているようだ。

 イタリア紙『Gazzetta dello Sport』によれば、ジャンはドイツのサッカー専門誌『kicker』の取材に対して、「そういう子たちが才能を無駄にしているのは残念だよ。理解できないね。プロと練習し、人生のチャンスを手にしているのに、一部のボディランゲージには腹が立つ」と苦言を呈した。

「ユーベでもよく若い子たちのところに行き、彼らと話すんだ。全力を尽くすことで扉は開くチャンスがあるのだということを分からせようとね。でも、話が通じず、中にはそれを理解しない子もいる」

 また、ジャンは、「恵まれた環境こそがハングリーさを奪っている」とも考えているようだ。

「サラリーに関する問題もあるかもしれない。今ではすごく若くても良い給料がもらえる。あの年齢であれほど稼げば、適切なハングリーさを持つことなんて不可能だ。そんな状況でどう苦労しようとするんだい?」

 ドイツの名門バイエルンのユースに在籍したジャンは、名将ユップ・ハインケスから厳しく指導された過去を振り返っている。

「僕は、バイエルンのユースでいつも全力だった。幸い、ハインケスのような恩師に出会えた。彼はいつも僕に怒鳴り、鼓舞していたし、何時間もパスの練習をしたよ。その当時は理解できなかったけど、今ではあれが正しかったと分かっている。僕は野心的で、いつも最高のレベルに挑戦したいと望んでいるんだ」

 だからこそ、ユベントスでの現状には不満を隠さない。今季はチャンピオンズ・リーグのグループステージ登録からも外れ、セリエAで出場4試合と出番に恵まれていない。だが、燻る様子はない。

「望んでいたのとは異なる厳しい時期も、自分は何かを学んでいる。開幕してからあまりプレーできていないから、満足はしていない。でも、僕は自分がもっとうまくなるように仕事を続ける。サッカーでは、すごく短い間にあらゆることが起こり得るものだから」

 冬の移籍の噂も絶えないジャン。貪欲にプレーを求める彼は、現在の苦境をどのように乗り越えるのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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