Ｕ－22日本代表の森保一監督は11月16日、翌日のＵ－22コロンビアとの親善試合に向けて会見を行なった。

　Ｕ－22代表は森保監督（A代表と兼任）が就任してからは、この試合が国内で初の公式戦。指揮官も強い意気込みを持っている。

「ここ広島のエディオンスタジアムでＵ－22代表が国内で初めての試合することを非常に楽しみにしています。まずは選手たちに思い切ってプレーしてもらいたいと思います。スタジアムに足を運んでくださるサポーターのみなさん、そしてメディアのみなさんを通して応援してくださる方々に喜んでいただけるように勝利を目指して戦いたいと思います」
 

　さらに久保建英、堂安律、板倉滉というA代表にも度々招集されるメンバーについては「チームコンセプトの中で、A代表で経験していることや特長を出してもらいたい。チームのために走って戦う、そのコンセプトはA代表もＵ－22代表も変わらない。A代表でやっていることを、プレーで表現してもらいたい」と、期待を寄せた。

　ただし、この３人が必ずしも先発メンバーになるとは限らない。森保監督は「今日の練習を見て判断したいと思う。ベストな考え方でメンバーを選びたい」とまだメンバーが決まっていないことを明かし、さらにA代表組３人については、「彼らはすでにヨーロッパのクラブで経験を積んで結果も出しているとみなさんもご存知かと思います。先日の広島との練習試合では堂安は出ていませんでしたが、今日の練習で全体的に合わせて、明日の起用を考えたいと思います」とコメントした。

　果たして森保監督は、この３人をどう起用するのか、注目したいところ。Ｕ－22代表の“国内初陣”となるコロンビア戦は、12時50分にキックオフだ。

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取材・文●多田哲平（サッカーダイジェスト編集部）