「2年間プレーして嬉しかった」とも…
現代サッカー界の“神”が、不振に喘ぐ古巣に救い手を差し伸べるのかもしれない。
来る12月31日で所属するロサンゼルス・ギャラクシーとの契約が満了となるズラタン・イブラヒモビッチは、その去就が大きく注目されている。すでに本人は退団意思を明らかにしており、来年1月に開く移籍市場での欧州復帰を目指しているとも言われている。
現在38歳とキャリアの晩年を迎えているとはいえ、今シーズンの公式戦31試合で31ゴールと圧倒的な成績をマークし、いまだその力に衰えは見られない。
それだけに欧州の複数クラブがイブラヒモビッチの動向を追っているとされ、ナポリやボローニャ、ユベントスなどとの水面下での交渉が行なわれたというニュースは、連日のように巷を賑わせている。
そうしたなかで、気になる一報が飛び込んできた。英衛星放送『Sky Sports』など複数のメディアは、現地時間11月8日にメジャーリーグサッカー(MLS)でコミッショナーを務めるドン・ガーバー氏が、イブラヒモビッチが古巣ミランに復帰することを明言したと報じたのだ。
来る12月31日で所属するロサンゼルス・ギャラクシーとの契約が満了となるズラタン・イブラヒモビッチは、その去就が大きく注目されている。すでに本人は退団意思を明らかにしており、来年1月に開く移籍市場での欧州復帰を目指しているとも言われている。
現在38歳とキャリアの晩年を迎えているとはいえ、今シーズンの公式戦31試合で31ゴールと圧倒的な成績をマークし、いまだその力に衰えは見られない。
それだけに欧州の複数クラブがイブラヒモビッチの動向を追っているとされ、ナポリやボローニャ、ユベントスなどとの水面下での交渉が行なわれたというニュースは、連日のように巷を賑わせている。
そうしたなかで、気になる一報が飛び込んできた。英衛星放送『Sky Sports』など複数のメディアは、現地時間11月8日にメジャーリーグサッカー(MLS)でコミッショナーを務めるドン・ガーバー氏が、イブラヒモビッチが古巣ミランに復帰することを明言したと報じたのだ。
一連の報道によれば、ガーバー氏は、「ズラタンはとても興味深い人間だよ」と語ったうえで、次のように続けたという。
「彼は私をとても忙しくさせる。スリルのある男だ。数年前のベッカムのときのように、この手の選手がリーグには必要だと考えている。ただ、38歳でMLSの多くの記録を打ち破った彼は、世界最高峰のクラブであるミランに採用されることになった。もちろん、リーグに留まってほしいが、それはギャラクシー次第だ。私は2年間も彼がMLSでプレーしてくれて嬉しかった」
ガーバー氏の発言が事実なのであれば、2010年8月から約2シーズンに渡ってミランでプレーしていたイブラヒモビッチにとっては、7年ぶりの古巣復帰となる。10-11シーズンには、同クラブにとって最後のスクデット獲得に貢献していた。
今シーズンのミランは開幕から低調が続いている。今年10月には就任1年目のマルコ・ジャンパオロを解任し、ステーファノ・ピオーリを招聘したが、新体制発足後も状況は好転せずに、セリエAでは目標であるチャンピオンズ・リーグ出場圏内の4位とは8ポイント差の12位と混迷を極めている感が否めない。
苦しむ名門にとって、絶対的なカリスマを誇り、いまだに人気も高いイブラヒモビッチの復帰は、復調への起爆剤となりそうだが――。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部