• トップ
  • ニュース一覧
  • 「過剰反応だ!」「世論からの自己防衛」痛恨タックルで号泣のソン・フンミンに元イングランド代表FWが苦言!

「過剰反応だ!」「世論からの自己防衛」痛恨タックルで号泣のソン・フンミンに元イングランド代表FWが苦言!

カテゴリ:メガクラブ

サッカーダイジェストWeb編集部

2019年11月06日

「最も不快な行動だ」と指摘

A・ゴメスの状態を見て、頭を抱えて、ショックを受けた様子を浮かべたソン・フンミン。そんな韓国代表FWには同情の声が上がったが……。 (C) Getty Images

画像を見る

 韓国代表FWソン・フンミンのタックルを巡る騒動は、いまだ収まる気配がない。

 この騒動の発端は、現地時間11月5日、3日に行なわれたプレミアリーグ第11節で、トッテナム・ホットスパーのソン・フンミンが、エバートンのアンドレ・ゴメスにタックルを見舞ったことにあった。

 ドリブルで持ち運ぶA・ゴメスに対して後方からソン・フンミンがタックル。それ自体は激しいものではなかったものの、前方から来たセルジュ・オーリエと衝突したポルトガル代表MFの右足はあらぬ方向に曲がり、その場に居合わせた両軍の選手たちが頭を抱えるほど深刻な怪我(右足首の脱臼骨折)を負った。

 自身のタックルがきっかけで相手に深刻なダメージを負わせてしまったソン・フンミンは、その場で号泣。主審のマーティン・アトキンソンからは、レッドカードが提示された。

 試合後、「ドレッシングルームで顔を上げることができないほどに泣いていた」(トッテナムのMFデリ・アリ)というソン・フンミンの下には、エバートンの主将シェイマス・コールマンが慰めに訪れるなど、そのプレーが不可抗力であったと擁護する声が上がった。

 そうしたなかで、ソン・フンミンの涙を疑問視する人物もいる。元イングランド代表FWのスタン・コリモアだ。

 1990年代にリバプールやアストン・ビラで活躍した名手は、英紙『Mirror』に掲載している自身のコラムで、「ソンの仕草は過剰反応で、最も不快な行動だ」と綴った。

「サッカー選手は普通の人よりも酷いケガに対して少し耐性があると私は思っている。おそらくそれがソンとオーリエの過剰な反応に私が不快を感じた理由だろう。動揺をしたり、痛みを示すべきではないとは言わない。それは人としてのごく当たり前の感情だ。しかし、ソンの反応は、(A・ゴメスのことよりも)“サッカーのことを考えている”ように私には見えたね」

 さらにコリモアは、一連の振る舞いが批判を避けるためのものだったとも言及した。

「ソンが故意にケガをさせていないことを私たちが分かっていたとしても、彼の脳裏には審判や当局、大勢のファン、対戦相手のことがレンガの塊のように振りかかってきたんだろうと思う。昨今、サッカー選手は“世論”という裁判から自分自身を守ろうと極端に振る舞っている。それは止めるべきだ。ソンもそうだった」

 A・ゴメスの怪我の具合とともに、錯乱していたソン・フンミンの精神状態が不安視されるなかで、コリモアの指摘は、あまりに酷なようにも思えるが……。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【関連記事】
「ありえない判断」「完全に正しい」号泣退場のソン・フンミン、レッドカード取り消しに賛否両論!
「顔を上げられないほど泣いていた」痛恨タックルのソン・フンミンの様子を同僚が明かす。報復批判や差別的な行為も…
「大失敗だ!」「口紅で追放なんて馬鹿げている」中国紙がU-19中国女子代表の韓国人監督を糾弾!
「時に叩いたこともあった…」ソン・フンミンの父親が愛息に暴力を振るった過去を英メディアに明かす!
「全盛期ならナカタだ!」ソン・フンミンは“史上最高のアジア人選手”ではない? 英国で大論争勃発

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 世界各国の超逸材を紹介!
    4月18日発売
    母国をさらなる高みに導く
    「新・黄金世代」大研究
    列強国も中小国も
    世界の才能を徹底網羅!!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ