以前から危険性は指摘されていたが…
ある警備員がスタジアムで切断された“指”を拾うという衝撃的な出来事が起きた。
10月29日に行なわれたDFBカップ2回戦では大きな波乱があった。ブンデスリーガ1部のケルンが試合終了間際に決勝点となるゴールを奪われ、アウェーで4部のザールブリュッケンに2ー3とまさかの敗戦を喫したのだ。
ただ、地元紙『エクスプレス』によると、この夜、スタジアムではさらにショッキングな出来事が起こっていたようだ。
現在ホームスタジアムを改装中のザールブリュッケンが間借りしているヘルマン・ノイベルガー・シュタディオンに1部のケルンを迎えるということもあり、6800枚のチケットは完売した。
ザールブリュッケンのサポーターは熱狂的で知られている。前日にはホテルに駐車していたケルンのチームバスに、「くそったれ、ケルン」、「今年はうちのものだ」といった落書きがされたため、アウェーチームは別のバスでのスタジアム入りを余儀なくされた。
当然、現地の警察は警戒を強め、試合当日には多くの警備員や多くのドイツ赤十字社のスタッフが配置された。
10月29日に行なわれたDFBカップ2回戦では大きな波乱があった。ブンデスリーガ1部のケルンが試合終了間際に決勝点となるゴールを奪われ、アウェーで4部のザールブリュッケンに2ー3とまさかの敗戦を喫したのだ。
ただ、地元紙『エクスプレス』によると、この夜、スタジアムではさらにショッキングな出来事が起こっていたようだ。
現在ホームスタジアムを改装中のザールブリュッケンが間借りしているヘルマン・ノイベルガー・シュタディオンに1部のケルンを迎えるということもあり、6800枚のチケットは完売した。
ザールブリュッケンのサポーターは熱狂的で知られている。前日にはホテルに駐車していたケルンのチームバスに、「くそったれ、ケルン」、「今年はうちのものだ」といった落書きがされたため、アウェーチームは別のバスでのスタジアム入りを余儀なくされた。
当然、現地の警察は警戒を強め、試合当日には多くの警備員や多くのドイツ赤十字社のスタッフが配置された。
試合が始まると、ホーム側のスタンドは発煙筒が焚かれるなど物々しい雰囲気に。終盤に勝ち越す劇的な試合展開もあり、過激なサポーターたちは歓喜に揺れた。
そして、当然テンションの上がったスタンドでは数々のトラブルが起きていたようだ。ドイツ赤十字社によればこの試合では、12件にもおよぶ救急案件が発生し、計4人が病院へ搬送されたという。
その中で最も衝撃を与えたのが、あるサポーターが前方のフェンスのポールに引っ掛けた指を切断してしまうという痛ましい事故だった。
現場はかなり混乱していたのか、警備員が指を発見した後もしばらく、被害者を見つけることができなかったという。
その後、本人が名乗り出たため、救急医療スタッフにより長時間にわたる治療を受けたようだ。
このスタジアムの構造については以前から危険性が指摘されていたため、現地メディアでは、事前に防ぐことができたのではないかという指摘もされている。
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
そして、当然テンションの上がったスタンドでは数々のトラブルが起きていたようだ。ドイツ赤十字社によればこの試合では、12件にもおよぶ救急案件が発生し、計4人が病院へ搬送されたという。
その中で最も衝撃を与えたのが、あるサポーターが前方のフェンスのポールに引っ掛けた指を切断してしまうという痛ましい事故だった。
現場はかなり混乱していたのか、警備員が指を発見した後もしばらく、被害者を見つけることができなかったという。
その後、本人が名乗り出たため、救急医療スタッフにより長時間にわたる治療を受けたようだ。
このスタジアムの構造については以前から危険性が指摘されていたため、現地メディアでは、事前に防ぐことができたのではないかという指摘もされている。
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部