「キーパーにとっては恐怖の午後だった」
日曜日に行なわれたJ2リーグ第38節、モンティディオ山形対愛媛FCの一戦は、ホームチームが3-0の快勝を収めた。その試合のハイライトは、なんといってもふたつの超ロングシュートによるファインゴールだろう。
38分に柳貴博の得点で先制した山形は、61分に中村駿が目の覚めるような一撃で追加点を奪う。ハーフウェイライン付近で敵のパスをカットすると、そのまま右足を強振! 飛び出していた愛媛GK岡本昌弘の頭上をものの見事に抜く、推定60メートルのロングショットをねじ込んだのだ。
さらに山形はその90秒後、今度は坂元達裕が3点目を決める。なんと同じように自陣寄りのハーフウェイライン付近で味方のパスを受け、左足で鋭いグラウンダーショットを蹴り込む。ふたたび前めのポジションを取っていた岡本は意表を突かれ、懸命に手を伸ばしたが及ばず、ボールはゴールに吸い込まれてしまったのだ。
J2リーグで生まれた、わずかな時間での2発のゴラッソ。これを驚きとともに伝えたのが、英紙『The Sun』である。「90秒間でハーフウェイラインから2度もゴール!」と銘打ち、次のように報じている。
「日本のセカンドディビジョン、山形でウェイン・ルーニーとデイビッド・ベッカムを発見だ。彼らがかつて(プレミアリーグで)決めたような超ロングレンジの得点が、驚くべきことに90秒間で2度も決まったのである。しかもナカムラがゴール・オブ・ザ・シーズンとも言えるような一撃を叩き込んだのと、まるで完全コピーしたような形で、サカモトが続いた。どちらも実にセンセーショナルなゴール。キーパーのオカモトにとっては恐怖の午後だったに違いない」
38分に柳貴博の得点で先制した山形は、61分に中村駿が目の覚めるような一撃で追加点を奪う。ハーフウェイライン付近で敵のパスをカットすると、そのまま右足を強振! 飛び出していた愛媛GK岡本昌弘の頭上をものの見事に抜く、推定60メートルのロングショットをねじ込んだのだ。
さらに山形はその90秒後、今度は坂元達裕が3点目を決める。なんと同じように自陣寄りのハーフウェイライン付近で味方のパスを受け、左足で鋭いグラウンダーショットを蹴り込む。ふたたび前めのポジションを取っていた岡本は意表を突かれ、懸命に手を伸ばしたが及ばず、ボールはゴールに吸い込まれてしまったのだ。
J2リーグで生まれた、わずかな時間での2発のゴラッソ。これを驚きとともに伝えたのが、英紙『The Sun』である。「90秒間でハーフウェイラインから2度もゴール!」と銘打ち、次のように報じている。
「日本のセカンドディビジョン、山形でウェイン・ルーニーとデイビッド・ベッカムを発見だ。彼らがかつて(プレミアリーグで)決めたような超ロングレンジの得点が、驚くべきことに90秒間で2度も決まったのである。しかもナカムラがゴール・オブ・ザ・シーズンとも言えるような一撃を叩き込んだのと、まるで完全コピーしたような形で、サカモトが続いた。どちらも実にセンセーショナルなゴール。キーパーのオカモトにとっては恐怖の午後だったに違いない」
英メディアがJリーグのゴールシーンをピックアップするのは珍しい。それだけ稀有で興味深いニュースに映ったのだろう。
貴重な勝点3を上積みした山形は自動昇格圏内の2位をキープ。かたや愛媛は3連敗を喫して16位と、なかなか調子が上がらない。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
貴重な勝点3を上積みした山形は自動昇格圏内の2位をキープ。かたや愛媛は3連敗を喫して16位と、なかなか調子が上がらない。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部