【ルヴァン杯決勝】クラブ史上初の大舞台で惜敗…準優勝の札幌に足りなかったモノとは?

カテゴリ:Jリーグ

佐藤香菜(サッカーダイジェスト)

2019年10月27日

25歳前後の選手を中心に大舞台へ臨んだ札幌

90分の終了間際に深井のゴールで追い付き、試合は延長戦へ。写真:田中研治

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[ルヴァンカップ決勝]札幌3(4PK5)3川崎/10月26日/埼玉スタジアム2002

 クラブ史上初の大舞台に臨んだ北海道コンサドーレ札幌は、120分の激闘、そしてPK戦の末に敗れ、準優勝となった。

 試合後の会見で札幌のペトロヴィッチ監督は、「今日のゲームは川崎そして札幌、両チームにとって非常に素晴らしいゲームができた」と述べ、「ルヴァンカップの過去の決勝戦を振り返っても、ベストな試合のひとつに数えられる、そういった試合であったと思う」とコメントをした。

 試合の中では、菅大輝の先制点と福森晃斗の逆転弾で2度先行する展開があったが、リードを生かすことができなかった。

「なぜ勝利できなかったのか、それは監督の私自身に何かが足りなかったんだと思います。選手たちはよく頑張ったと思いますし、彼らの頑張りは誇りに思える素晴らしいものであった」と一番の敗因は自分であるとしたうえで、もうひとつ、足りなかったモノとして、「若さゆえの経験」を挙げた。
 
 先発メンバーの平均年齢は、川崎の27.82歳に対し札幌は25.73歳。ベテランのジェイを除けば、さらに1歳以上若く24.60歳だった。

 ペトロヴィッチ監督は、「私が(札幌に)来る以前は、スタメンの平均年齢が非常に高いチームでしたが、(監督就任以降の)この1年8か月の間で若返りを図り、そして選手たちは成長してくれた」と言い、相手の川崎については「川崎はこの6年のあいだ、リーグ戦であり、カップ戦であり、常に“優勝争い”の中で戦っているチーム」とレベルの高さを認めつつ、「やはり彼らの“経験”、それは我々にはないものだ」とコメント。

 また、この日の試合で主将を務めた福森も、延長前半でリードしたあとの後半について、「残り15分の戦い方というところで、相手は(谷口彰悟が退場し)10人でしたし、自分たちにはしっかりボールを回す技術もありましたが、攻め切るのか、ポゼッションをとるのかというところの考えが、チームとして一致していなかった」と捉えており、「中でやっている選手たちは、どう攻め切ってゴールを取ってさらに点差をつけるのか、(あるいは)キープするのか、どっちつかずになってしまった部分があった」と、チームとして足りなかった部分について述べた。

 ペトロヴィッチ監督は、「今回初めてファイナルを戦ったこの経験をもって、選手たちは自分たちの未来へ繋げてくれると信じている。来年、カップ戦のファイナルで戦うことがあれば、今日の経験は彼らの中で生きてくるはずだ」と力強く述べて会見を締め括った。

取材・文●佐藤香菜(サッカーダイジェスト編集部)

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