「(北川は)たぶん寂しいんだと思います(笑)」
今季、筑波大から加入した西澤健太はJ1でここまで7ゴール・3アシストを記録し、清水エスパルスの主力に定着。高校卒業時にトップ昇格はできなかったが、西澤は清水の育成組織出身者でもある。同期には日本代表として1月のアジアカップに出場した北川航也(ラピド・ウィーン)などがいる。
西澤は同期で昇格した北川にどんな印象を抱いているのだろうか。
「小学校の時から一緒にプレーしたことがあるので、その時からスーパーでした。中学、高校も変わらずで、ユースの最後の1年間は怪我していましたけど、トップに昇格して、あれだけ結果を残しているんで、僕たちにとっては怪物です」
“怪物”という表現を使ったとはいえ、西澤の大学の試合に北川は「タイミングが合えば来てくれていた」友達でもある。その時には「シンプルに『今日のプレー良かったね』、『ダメだったね』」などのアドバイスもくれていた。
そして今季、プロの舞台で4年ぶりに共演。しかし、西澤は序盤戦では出場機会に恵まれず、ようやく出番が増えた矢先に北川がオーストリアのラピド・ウィーンへ移籍してしまった。
「自分の出だしが遅れ、1、2か月しか一緒にプレーできなかったので、そこは悔やまれます。でも彼なりの覚悟を持って海外に行ったとは思います。僕は応援しかできないけど、頑張ってほしいです」
西澤は同期で昇格した北川にどんな印象を抱いているのだろうか。
「小学校の時から一緒にプレーしたことがあるので、その時からスーパーでした。中学、高校も変わらずで、ユースの最後の1年間は怪我していましたけど、トップに昇格して、あれだけ結果を残しているんで、僕たちにとっては怪物です」
“怪物”という表現を使ったとはいえ、西澤の大学の試合に北川は「タイミングが合えば来てくれていた」友達でもある。その時には「シンプルに『今日のプレー良かったね』、『ダメだったね』」などのアドバイスもくれていた。
そして今季、プロの舞台で4年ぶりに共演。しかし、西澤は序盤戦では出場機会に恵まれず、ようやく出番が増えた矢先に北川がオーストリアのラピド・ウィーンへ移籍してしまった。
「自分の出だしが遅れ、1、2か月しか一緒にプレーできなかったので、そこは悔やまれます。でも彼なりの覚悟を持って海外に行ったとは思います。僕は応援しかできないけど、頑張ってほしいです」
それでも北川とは今も「時々連絡は取り合っていて、怪我をしているし、たぶん寂しいんだと思います。まあ、仲良くはさせてもらってはいます。向こうがどう思っているかは分からないけど(笑)」とお互いの関係は良好のようだ。
また、ユース時代の2学年後輩でU-22日本代表の立田悠悟の話も訊いてみた。
「ユースの時は全然覚えていないんです。背は高かったけど、プレーで目立つことはなかった。北川も同じことを言うと思います(笑)。でも僕が大学2年次に『トップに上がったあいつ』って見ていてプロ2年目から試合に出始めて、能力はあったんでしょうね」
ただ、今ではもちろん「東京五輪世代で、あれだけ身長が高い選手は日本でなかなか居ないので、すごく良いポテンシャルは持っていると思います」とその能力を認めている。
西澤はユース時代に過ごした清水で環境にも恵まれ、活躍を続けている。「清水以外だったらスムーズにいかなかったかもしれません」と感謝を口にする23歳のアタッカーの今後のさらなる成長が楽しみだ。
取材・文●古沢侑大(サッカーダイジェスト編集部)
※本記事は、サッカーダイジェスト11月14日号(10月24日発売)掲載の記事から一部抜粋・加筆修正したもの。
また、ユース時代の2学年後輩でU-22日本代表の立田悠悟の話も訊いてみた。
「ユースの時は全然覚えていないんです。背は高かったけど、プレーで目立つことはなかった。北川も同じことを言うと思います(笑)。でも僕が大学2年次に『トップに上がったあいつ』って見ていてプロ2年目から試合に出始めて、能力はあったんでしょうね」
ただ、今ではもちろん「東京五輪世代で、あれだけ身長が高い選手は日本でなかなか居ないので、すごく良いポテンシャルは持っていると思います」とその能力を認めている。
西澤はユース時代に過ごした清水で環境にも恵まれ、活躍を続けている。「清水以外だったらスムーズにいかなかったかもしれません」と感謝を口にする23歳のアタッカーの今後のさらなる成長が楽しみだ。
取材・文●古沢侑大(サッカーダイジェスト編集部)
※本記事は、サッカーダイジェスト11月14日号(10月24日発売)掲載の記事から一部抜粋・加筆修正したもの。