スソの起用法についても怒り
現地時間10月20日のセリエA第8節で、本拠地サン・シーロでレッチェと対戦したミランは、2点を先行しながら逃げ切りに失敗して2-2のドローに終わった。
批判を浴びていたハカン・チャルハノールが1得点・1アシストを記録し、不振のクシシュトフ・ピオンテクが今シーズン初めて流れの中からネットを揺らしたのをはじめ、好材料も随所に見られたが、ステーファノ・ピオーリ新監督の初陣を勝利で飾れなかったミランは、いまだ12位と低迷が続いている。
イタリア紙『Gazzetta dello Sport』によると、試合後、ピオーリ監督は、「スピリットやアイディアが見られたところもあった。だが、勝てなかったのは自分たちのせいだ」と落胆を表した。
「ミランのようなチームであれば、こういう試合は物にしなければいけない。クオリティーのある選手たちがそろっているんだ。継続的にそれを引き出していくために仕事しなければならない」
指揮官が肩を落とすのも無理はない。同点弾を喫したのは、後半アディショナルタイム2分に入ってからだった。ゴールを決めたレッチェのマルコ・カルデローニは、試合後に「目をつぶってシュートを打った」と明かしている。
批判を浴びていたハカン・チャルハノールが1得点・1アシストを記録し、不振のクシシュトフ・ピオンテクが今シーズン初めて流れの中からネットを揺らしたのをはじめ、好材料も随所に見られたが、ステーファノ・ピオーリ新監督の初陣を勝利で飾れなかったミランは、いまだ12位と低迷が続いている。
イタリア紙『Gazzetta dello Sport』によると、試合後、ピオーリ監督は、「スピリットやアイディアが見られたところもあった。だが、勝てなかったのは自分たちのせいだ」と落胆を表した。
「ミランのようなチームであれば、こういう試合は物にしなければいけない。クオリティーのある選手たちがそろっているんだ。継続的にそれを引き出していくために仕事しなければならない」
指揮官が肩を落とすのも無理はない。同点弾を喫したのは、後半アディショナルタイム2分に入ってからだった。ゴールを決めたレッチェのマルコ・カルデローニは、試合後に「目をつぶってシュートを打った」と明かしている。
ミラニスタも怒りや失望を感じているようだ。ミラン専門サイト『pianetamilan.it』によると、SNSではファンから次のような声が上がっている。
「この試合を勝てないなんてあり得ない。恥ずべき。目を覚ませ」
「すべてがうまくいっているように見えたけど、オレたちはピエロ」
「サッカーには運が必要で、オレたちにはそれがない。巡礼しよう」
特に多くのサポーターが不満をぶつけたのが、チームの顔でもあるスソだ。終盤投入に終わったアンテ・レビッチのような新戦力など、スソを別の選手と代えるべきと訴えるファンは少なくない。
「スソのプレーは悪い。レビッチがいる。なぜ使わない?」
「スソを代えられないのが分からない。彼だけ走っていないのに」
「スソの契約には何か条項があるはずだ。彼を外せない理由が説明できない」
ミランはこれからの5試合でローマやラツィオ、ユベントス、ナポリといった強豪との戦いが続く。そんな厳しい連戦のなかでピオーリ新監督はチームを浮上させることができるのだろうか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部