今季これまでの記録はふたりで計3ゴールと寂しい記録に
ラ・リーガの舞台で、バルセロナのリオネル・メッシは今季、開幕前から相次ぐ負傷に悩まされ、思うようにピッチに立つことができていない。一方、セリエAのユベントスでプレーするクリスチアーノ・ロナウドは、34歳という年齢ながらユベントスでコンスタントに出場している。
そんななか、英公共放送『BBC』は開幕から約1カ月以上が経ち、メッシは無得点、C・ロナウドは3得点と、2人で計3ゴールしか記録していないことを指摘。同局によれば、ふたりはこれまでに計1369ゴールを生み出し、通算10回ものバロンドールを交互に受賞している。
そんな彼らが、開幕後1カ月で合計得点が5ゴールを下回ったのは、2005-06シーズン以来と伝え、「ついにその力に翳りが見え、衰退が始まっているのか」と報じている。
メッシの場合は、今季のリーグ戦にほとんど出場していないことも理由のひとつだろう。これまでも負傷がなかったわけではないが、今季はこれからリーグ戦の残り31試合すべてに出場しても、2013-14シーズンと並ぶ少ない出場数で終わる見込みだ。あと3試合欠場すれば、2007-08シーズン以来の最少の出場数になるという。
そんななか、英公共放送『BBC』は開幕から約1カ月以上が経ち、メッシは無得点、C・ロナウドは3得点と、2人で計3ゴールしか記録していないことを指摘。同局によれば、ふたりはこれまでに計1369ゴールを生み出し、通算10回ものバロンドールを交互に受賞している。
そんな彼らが、開幕後1カ月で合計得点が5ゴールを下回ったのは、2005-06シーズン以来と伝え、「ついにその力に翳りが見え、衰退が始まっているのか」と報じている。
メッシの場合は、今季のリーグ戦にほとんど出場していないことも理由のひとつだろう。これまでも負傷がなかったわけではないが、今季はこれからリーグ戦の残り31試合すべてに出場しても、2013-14シーズンと並ぶ少ない出場数で終わる見込みだ。あと3試合欠場すれば、2007-08シーズン以来の最少の出場数になるという。
一方、昨年夏からユベントスでプレーするC・ロナウドは、昨季は43試合で28得点をマーク。見事な数字ではあるが、「個人としてはマンチェスター・ユナイテッドを退団以来、最悪の記録となった」(『BBC』)と伝えている。
ただ、近年のセリエAはルカ・トーニやアントニオ・ディ・ナターレ、昨季の得点王ファビオ・クアリャレッラなど、ベテランのストライカーが輝きを取り戻して注目を集めている。攻撃的なマウリツィオ・サッリ監督の下で、C・ロナウドが調子を取り戻し、今後もネットを揺らし続ける可能性は十分にありそうだ。
こんな風にシーズンが始まって早々に「衰えの始まり」が疑われるのは、これまでのメッシとC・ロナウドの偉大さを裏付けるとも言えるだろう。
『BBC』は、メッシ、ロナウドの”2強”に次ぐ新世代スターの筆頭格に、キリアン・エムバペ、ミケル・オジャサバル、カイ・ハベルツらの若手選手たちの名前を挙げているが、バルセロナやユベントスのサポーターは、そのような話題よりも、エースが活躍する姿を待ちわびているはずだ。
34歳のC・ロナウドと32歳のメッシは、これからもファンを沸かせ続けることができるのか。世界中のフットボールファンが注目している。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部