フランクフルト長谷部誠は「脳震盪」と診断。1週間の安静後、再び検査へ

カテゴリ:海外日本人

サッカーダイジェストWeb編集部

2019年10月01日

公式戦2試合は欠場の見込み

交錯直後の長谷部(手前)。試合は継続され、その後しばらくして試合終了のホイッスルが鳴ったが、それでも立ち上がることができなかった。 (C) Getty Images

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 現地時間9月28日に行なわれたブンデスリーガ第6節、フランクフルトの長谷部誠は、ウニオン・ベルリンとの試合に出場し、2-1の勝利に貢献した。

 しかし、試合終了の直前、アクシデントが長谷部の身を襲った。ウニオン・ベルリンが放り込んできたハイボール処理のためにゴール前でジャンプした長谷部が、GKケビン・トラップ、そして飛び込んできた敵MFのセバスティアン・アンディションと交錯。ピッチ上に倒れ込み、しばらく動けなくなったのだ。

 フランクフルトのアディ・ヒュッター監督は試合後の会見で「意識を失っていたため、数日間は様子を見なければならない」とコメント。その後の経過が懸念されていた。

 そしてフランクフルトは現地時間30日、長谷部の容態を「医師による診察の結果、失神の際に脳震盪を起こしていた。念のため、1週間の安静が必要」と発表した。そのため、10月3日に行われるヨーロッパリーグ(EL)第2節のポルトガルとのギマラエス戦、6日に行われるブンデスリーガ第7節ブレーメン戦は欠場することになる。

 現地紙『LigaInsider』は、「2018年12月以来、フランクフルトは久しぶりに“衰えの知らない軍人”ハセベを欠く試合をこなさなければならない」と報じ、「休養の後、再び検査をする必要があるだろう」と戦線離脱が2試合では済まない可能性も指摘している。

 公式アカウントには長谷部と、そして同じ場面で肩から落ちて負傷し、トレーニング不参加が発表されたトラップへ、「どうかお大事に」「一日も早く良くなってほしい」などのコメントが多数寄せられた。

 35歳という年齢で今もなお、ブンデスの第一線で活躍を続けている長谷部。無事の復帰が待たれる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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