【鹿島】「ちょっと面食らった」ほどの徹底マークにさらされて、土居聖真に芽生えた感情

カテゴリ:Jリーグ

広島由寛(サッカーダイジェスト)

2019年09月28日

「次はこうしよう、ああしようっていう引き出しが増えた」

札幌の執拗なマークに苦しんだ土居だが、セルジーニョの同点弾に関与するなど、能力の高さは示した。写真:徳原隆元

画像を見る

[J1リーグ第27節]鹿島1-1札幌/9月28日/カシマ
 
「札幌もしっかり対策をしてきた印象があります。うちのキーマンの(土居)聖真だったり、セルジーニョに厳しくいっていたので」
 
 1-1の引き分けに終わった札幌戦を、内田篤人はそう振り返る。この日は守備に重きを置いて戦っていた札幌は、たしかに局面の勝負ではタイトなディフェンスで鹿島の選手たちを苦しめていた。
 
“当事者”の土居も、札幌の執拗なマークに手を焼いたことを認める。
 
「びっくりしましたね。ひとりかわしても、2人、3人にマークされているみたいな感覚でした。ちょっと面食らってしまった。(札幌の)ボランチの選手はほとんど僕にマンツーマンでついていましたし」
 
 キープしようとしても、背後から激しいチャージを受けて、ボールコントロールもままならない。得意のターンも思うようにできずにいた。
 
「なかなか良い形を作れなかった」
 
 そう反省を口にする土居だが、0-1で迎えた50分、勝点1をもぎとる同点弾の場面では、しっかりと仕事をこなした。
 
 センターサークル付近でボール奪取に成功したブエノのクリアに反応。この時もマークにつかれていたが、キープせず、ワンタッチで近くにいる小泉慶に落とす。そこからの流れで、セルジーニョの同点ゴールが決まった。
 
「唯一、点になったところで、小泉にいい形につながる落としができたので。今日に関しては、ああいうプレーをもっと増やしたかった」
 
 自分の思い通りにプレーできる回数は少なかった。人数をかけて自分を止めに来る相手に対して、どう対処するか――課題がまたひとつ見つかったとも言えるが、それとは異なる感情も手応えもある。
 
「良い意味で捉えれば、“危ない選手”って思われていたはず。そこはポジティブに考えて、激しく来る相手に対して、次はこうしよう、ああしようっていう引き出しも増えた。もっともっと上手くなって、向上していければ」
 
 苦しんだ分、間違いなく得るものもあった。それを糧にして、土居はさらに“危ない選手”になっていく。
 
取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)

【鹿島 1-1 札幌 PHOTO】先制を許した鹿島。怒涛の攻めで同点とするも勝ち越し点は奪えず引き分けに終わる

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • ワールドサッカーダイジェスト WSD責任編集
    9月11日発売
    欧州クラブ選手名鑑の決定版!!
    2019-2020
    EUROPE SOCCER TODAY
    シーズン開幕号
    詳細はこちら

  • 週刊サッカーダイジェスト サッカーダイジェスト10月10日号
    9月26日発売
    全4135選手!
    都道府県別
    Jリーガー
    輩出ランキング
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト ワールドサッカーダイジェスト
    10月3日発売
    欧州サッカー
    「衝撃の新世代」
    次代にスターを追え!
    4大リーグ序盤戦点検も
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVol.28
    7月10日発売
    「インターハイ選手名鑑」
    男子出場52校・1040選手の
    顔写真&プロフィールを網羅
    企画満載で女子出場16校も!
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ