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安部裕葵、果敢に仕掛けるも――。バルサBは“逸材”プッチの鮮やかなゴラッソ炸裂も難敵に痛み分け

カテゴリ:メガクラブ

サッカーダイジェストWeb編集部

2019年09月15日

相手DFとの肉弾戦を苦戦した安部

先発起用をされた安部だったが、この日は周囲をアッと言わせるような活躍はできなかった。 (C) Getty Images

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 現地時間9月14日、バルセロナのエスタディ・ヨハン・クライフで行なわれたスペインのセグンダB(3部)の第4節で、バルセロナBはプラットと対戦した。

 今月1日に行なわれたジムナスティック・タラゴナ戦で公式戦デビューを飾っていたバルサBの安部裕葵。今月2日から11日にまでU-22日本代表の中南米遠征に参加していたため、一時的にチームを離脱していたが、1試合ぶりに先発出場を果たした。

 4-3-3の左ウイングで起用されたタラゴナとは異なる右ウイングに配置された安部は、サイドに開いてボールを受けては果敢にドリブラ突破を試みる。だが、自陣で構えるプラットのフィジカルを利した守りに苦戦を強いられ、決定機の創出に繋げられない時間が続いた。

 試合は、ワンサイドゲームを展開したバルサBが、37分にコリャドの強烈なミドルシュートで先制に成功するも、42分にプラットのアローナにワンチャンスをものにして、1-1で前半を折り返しとなった。

 迎えた後半もキックオフ直後からプラットを押し込んだバルサBだったが、決め手を欠いて勝ち越し点を奪えない。すると、61分に安部を下げてレイスを投入する。前回出場した左ウイングとは異なるポジションで出場機会を得た日本代表MFだったが、肉弾戦で競り負ける場面が散見するなど、フィジカル的な課題を残してお役御免となった。

 その後、バルサが77分にトップチーム昇格経験もある“逸材”プッチの鮮やかなミドルシュートで勝ち越しに成功するも、86分にプラットのグスマンが同点弾をねじ込んで、結局、2-2で終了。終始、主導権を握っていたホームチームにとっては手痛いドローとなった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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