「テストをパスしていたのは明確だった」のになぜ?
成立寸前と言われたリバプールとの移籍交渉が破談したフランス代表MFのナビル・フェキルは、その当時を振り返った。
フランス紙『L'Equipe』の取材に応じたフェキルは、昨夏に交渉が破談した際の想いについて、「信じられないくらいたくさんのウソが言われた」と述べている。
「真実を知りたい? 僕にだって分からないんだ。断言するよ。メディカルチェックを受けたけど、彼らがそれから僕と契約しないことを決めたんだ」
フェキルのリバプール移籍が成立しなかったのは、メディカルチェックで膝の問題が懸念されたからとも言われている。だが、当人は、「彼らは膝のせいだと僕に思わせたかった。でも、それは言い訳だよ。クレールフォンテーヌでのテストにパスしたことは非常に明確だった」と主張した。
「僕を苛立たせたのは、そのウソのフィジカル問題のせいとしようとしたことで、ほかに関心を持ってくれる可能性があった別のクラブたちとのチャンスもなくなってしまったことだ。同じようなケガを経験して、普通に戻ってきた別の選手たちだっているのにね」
フランス紙『L'Equipe』の取材に応じたフェキルは、昨夏に交渉が破談した際の想いについて、「信じられないくらいたくさんのウソが言われた」と述べている。
「真実を知りたい? 僕にだって分からないんだ。断言するよ。メディカルチェックを受けたけど、彼らがそれから僕と契約しないことを決めたんだ」
フェキルのリバプール移籍が成立しなかったのは、メディカルチェックで膝の問題が懸念されたからとも言われている。だが、当人は、「彼らは膝のせいだと僕に思わせたかった。でも、それは言い訳だよ。クレールフォンテーヌでのテストにパスしたことは非常に明確だった」と主張した。
「僕を苛立たせたのは、そのウソのフィジカル問題のせいとしようとしたことで、ほかに関心を持ってくれる可能性があった別のクラブたちとのチャンスもなくなってしまったことだ。同じようなケガを経験して、普通に戻ってきた別の選手たちだっているのにね」
フェキルは、「リバプールに対して恨みはない。本当に自分を望んでいると示してくれた」と述べたうえで、「でも、背後で良い人たちに囲まれなければ傷つくことになる」と続けた。
これに対し、フェキルの元代理人は同じく『L'Equipe』の取材で「彼は人をからかうのをやめるべきだ。何があったのかは全員が知っている」と話している。
「リバプール移籍が破談に終わった理由は2つある。まずは膝の件だ。次に、サインの時に最初から交渉をやり直すことを求めた外国の偽代理人たちが現れたからだよ」
レッズとの交渉が暗礁に乗り上げ、結局、リヨンに残留をしていたフェキルは今夏にベティスへ移籍した。そんな新天地での3試合でバルセロナ戦でのゴラッソを含む2ゴールと気を吐く26歳は、この先もスペインでリバプールとの一件を忘れさせる活躍を披露できるだろうか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部