• トップ
  • ニュース一覧
  • 齊藤未月が五輪代表候補で初のフル出場! 強豪メキシコ相手に指揮官も納得のパフォーマンス

齊藤未月が五輪代表候補で初のフル出場! 強豪メキシコ相手に指揮官も納得のパフォーマンス

カテゴリ:日本代表

林 遼平

2019年09月08日

横内監督代行は「攻守にタフネスさは健在」と評価

U-22メキシコ代表戦でフル出場し、存在感を見せた齊藤。写真:林 遼平

画像を見る

 ピッチを縦横無尽に走り回り、相手のボールを掻っさらっては前にボールを運ぶ。3月の東京五輪1次予選を兼ねたU-23アジア選手権予選以来、U-22日本代表で2度目の招集を受けた齊藤未月は、6日に行なわれたU-22メキシコ代表戦で自身の特徴を遺憾なく発揮した。
 
「今回は“初めての遠征”というイメージでやっていこうと思っている」
 
 6か月前。U-22日本代表に初めて招集された齊藤の評価は間違いなく高かった。それは初戦となったマカオ戦でさっそく先発起用されたことにも現われている。さまざまなタイプが集まるボランチにおいて運動量とボール奪取力に特徴を持つ男が、東京五輪世代の中でも輝けるかはひとつの見どころだった。
 
 だが、初実戦となったマカオ戦でまさかの負傷。前半45分で交代を余儀なくされると、そのまま代表活動からの離脱が決まってしまった。
 
 悔しさの残る初招集から時が過ぎ、5月には主将としてU-20ワールドカップを経験。湘南ではボランチの一角としてレギュラーを担い、今回再び東京五輪世代に戻ってきた。もう一度、この舞台に帰ってきたからこそ、来年に迫る東京五輪に向けたアピールが必要であることは誰よりも分かっている。
 
「ここからメンバーに残って本大会で選ばれるためには、オレの良さを最大限出して、チームに必要なぐらいに突出した存在にならないと選ばれることはないと思っている。そこは今回の遠征でもやっぱり意識してやっていきたい」
 
 迎えたメキシコ戦。14年の国体以来、久々のコンビを組んだ田中碧と共に齊藤はピッチで存在感を発揮した。
 
「やっぱりオレは真ん中にずっといる選手じゃない。動き回ってボールを奪い、前に出て行くのがオレの良さ」と言うように、球際で競り勝ってボールを回収すれば、ルーズボールを拾ったところから前に出てチャンスメイク。ゴールに直結するプレーはできなかったが、標高の高いメキシコで90分間ハードワークを続けた。この働きには横内昭展監督代行も「彼の良さを出してくれた。攻守にタフネスさは健在だなと感じさせてくれた」と賞賛の言葉を送っており、この代表での初のフル出場に確かな手応えを得たのは間違いない。
 
【関連記事】
U-22日本代表、メキシコと3か月ぶりの再戦は0-0。上田綺世、安部裕葵らが先発も、崩しのアイデア足りず無得点
U-22日本代表の北中米遠征メンバー22名を発表! 上田綺世、小川航基らを選出
北中米遠征中のU-22日本代表をメキシコ紙が特集! 安部裕葵、上田綺世とともに“傑出している”と評されたのは…
「韓日最高の期待株が存在感」「一層成長した姿に」韓国メディアも注目の久保建英、パラグアイ戦の評価は?
【パラグアイ戦検証】連動性を欠くも才能の傑出ぶりは明白… 久保建英の能力を最大限に活かせる布陣・役割は?

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 唯一無二の決定版!
    2月15日発売
    2024 J1&J2&J3
    選手名鑑
    60クラブを完全網羅!
    データ満載のNo.1名鑑
    詳細はこちら

  • 週刊サッカーダイジェスト いざW杯予選へ!
    3月8日発売
    元代表戦士、識者らと考える
    日本代表の現在地と未来
    2026年へのポイントは?
    J1&J2全クラブ戦力値チェックも
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 夏の移籍を先取り調査!
    3月21日発売
    大シャッフルの予感
    SUMMER TRANSFER
    夏の移籍丸わかり
    完全攻略本2024
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ