「奇妙なイエロー」「殺人タックルだ」中島翔哉のリフティングドリブル、サナブリアのタックルを海外メディアはどう見た?

カテゴリ:日本代表

サッカーダイジェストWeb編集部

2019年09月08日

判定に対する非難の声も

試合中、パラグアイ選手から何度もチェックを受けていた中島。 写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

画像を見る

 9月5日に行なわれたキリンチャレンジカップのパラグアイ戦に、日本代表は2-0で勝利。10日に控えるカタール・ワールドカップ2次予選のミャンマー戦に弾みをつけた。

 南米の雄に勝利した日本の戦いぶりは、海外でも報じられているが、なかでも注目を集めているのが中島翔哉が前半終了間際に見せた、リフティングドリブルのプレーだ。

 この日、大迫勇也、南野拓実が挙げた2ゴールの起点となっていた中島は、自陣の左サイドでボールを受けると、リフティングを交えながらボールを敵陣目掛けて運んだ。これを、背後から猛スピードで追いかけたアルナルド・サナブリアがスライディングタックルで止め、イエローカードを提示されるという場面があった。

 このタックルについて、オランダのサッカー専門雑誌『VTBL』は「ナカジマの自業自得だ」とし、「フラストレーションに満ちたパラグアイを相手に中島はリフティングを披露した。その結果、古典的な南米の“ノコギリ”に見舞われた」と評している。

 しかし、パラグアイと同じ南米のコロンビア・メディア『palzo』は、「奇妙なイエローカードだ」と、親善試合とはいえ、サナブリアの危険なタックルに対する主審の判定に異を唱えた。

「パラグアイのMFは目の前でショウヤ・ナカジマが少し“遊ぶ”ことも容認せず、かなりエネルギッシュなタックルでそれを阻止した。周囲のパラグアイの選手たちも中島に詰め寄った。だが、これに対して主審が彼に提示したカードがイエローだけだったことは、とても奇妙だった」

 では、現在ポルトに所属する中島に対し、ポルトガルのメディアやサポーターはどう見たのか。

 ポルトガル紙『Record』は「中島はちょっとしたショーを披露したかったが、“殺人タックル”を受けた」「サナブリアのひどい蹴り」と報じ、現地紙『A BOLA』は「中島は技術的に傑出していることを証明した」と中島のプレー自体は概ね好意的に評している。

 そして、サナブリアのタックルに対しては、サポーターから非難の声が多く上がっているようだ。

「なんて野蛮なプレーなんだろう。とんでもない!」「試合前にフェアプレー宣言をしていたはずだが…」「疑いようがない、レッドカードに値する」「このプレーで激昂するのがおかしい。テクニックがあるプレーヤーは、ピッチでテクニックの無い選手に配慮したプレーをしなければならない義務があるのか? ばかばかしい」

 試合後に中島本人は「挑発の意図はなかった」と説明し、謝罪したことが伝えられている。だが、ひとつ間違えれば大けがに繋がっていたかもしれないプレーなだけに、海外でも議論を呼んでいるようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • ワールドサッカーダイジェスト WSD責任編集
    9月11日発売
    欧州クラブ選手名鑑の決定版!!
    2019-2020
    EUROPE SOCCER TODAY
    シーズン開幕号
    詳細はこちら

  • 週刊サッカーダイジェスト サッカーダイジェスト9月26日号
    9月12日発売
    世界が見た「Jリーグ」
    オシムやジーコら
    総勢51名に直撃!
    シンジ&ケンゴも登場!
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト ワールドサッカーダイジェスト
    9月19日発売
    現役監督が「ビッグ12」の
    戦力を採点&格付け
    「CL完全読本」
    全32チーム選手名鑑付き!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVol.28
    7月10日発売
    「インターハイ選手名鑑」
    男子出場52校・1040選手の
    顔写真&プロフィールを網羅
    企画満載で女子出場16校も!
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ