昨年夏の最高値を9億ユーロも更新!
またしても史上最高額を更新した。
世界最大手の統計会社『Deloitte』の集計によると、イングランド、スペイン、イタリア、ドイツ、フランスのいわゆる欧州5大リーグの所属クラブが今夏市場に投下した移籍金総額は、55億ユーロ(約6875億円)に達したという。これまでの最高額だった「2018年夏」を9億ユーロ(約1125億円)も上回る新記録で、尋常ではない活況を呈したことが分かる。
国別で見るとイングランドの15億5000万ユーロ(約1936億円)が総額トップ。しかしこれは過去4年間でもっとも低い数値で、買い手市場としてダントツの存在感を示すには至らなかった。一方で2番手のスペインが13億7000万ユーロ(約1713億円)と肉薄。もしネイマールのパリ・サンジェルマンからバルセロナへの移籍が成立していたら、1位の座を奪取していたかもしれない。3位はイタリアの11億7000万ユーロ(1463億円)で、4位のドイツが7億4000万ユーロ(約925億円)、5位のフランスが6億7000万ユーロ(約838億円)と続く。
選手別の移籍金ランキングで見ると、1位はベンフィカからアトレティコ・マドリーに移籍したジョアン・フェリックスの1億2600万ユーロ(約158億円)が最高値。2位が待望のバルセロナ入団を果たしたアントワーヌ・グリエーズマンの1億2000万ユーロ(約150億円)で、3位がレアル・マドリー最大の目玉補強であるエデン・アザールの1億ユーロ(約125億円)となり、スペイン3強が上位を独占した。
世界最大手の統計会社『Deloitte』の集計によると、イングランド、スペイン、イタリア、ドイツ、フランスのいわゆる欧州5大リーグの所属クラブが今夏市場に投下した移籍金総額は、55億ユーロ(約6875億円)に達したという。これまでの最高額だった「2018年夏」を9億ユーロ(約1125億円)も上回る新記録で、尋常ではない活況を呈したことが分かる。
国別で見るとイングランドの15億5000万ユーロ(約1936億円)が総額トップ。しかしこれは過去4年間でもっとも低い数値で、買い手市場としてダントツの存在感を示すには至らなかった。一方で2番手のスペインが13億7000万ユーロ(約1713億円)と肉薄。もしネイマールのパリ・サンジェルマンからバルセロナへの移籍が成立していたら、1位の座を奪取していたかもしれない。3位はイタリアの11億7000万ユーロ(1463億円)で、4位のドイツが7億4000万ユーロ(約925億円)、5位のフランスが6億7000万ユーロ(約838億円)と続く。
選手別の移籍金ランキングで見ると、1位はベンフィカからアトレティコ・マドリーに移籍したジョアン・フェリックスの1億2600万ユーロ(約158億円)が最高値。2位が待望のバルセロナ入団を果たしたアントワーヌ・グリエーズマンの1億2000万ユーロ(約150億円)で、3位がレアル・マドリー最大の目玉補強であるエデン・アザールの1億ユーロ(約125億円)となり、スペイン3強が上位を独占した。
史上最高額のDFとなったのが、レスター・シティからマンチェスター・ユナイテッドにステップアップしたハリー・マグワイアだ。移籍金8700万ユーロ(約109億円)は4番手の数値。5位には同じくCBで、アヤックスからユベントスに鳴り物入りで入団したマタイス・デリフトの8550万ユーロ(約107億円)が食い込んだ。
ランキング上位20件の内訳で見ると、プレミア勢が9件にラ・リーガ勢が8件と、両リーグが合わせて全体の85%を占め、セリエA勢は2件、ブンデスリーガ勢は1件にとどまった。リーグ・アン勢(とりわけパリSG)が1件も入っていないのは、近年にない事例だろう。
ランキング上位20件の内訳で見ると、プレミア勢が9件にラ・リーガ勢が8件と、両リーグが合わせて全体の85%を占め、セリエA勢は2件、ブンデスリーガ勢は1件にとどまった。リーグ・アン勢(とりわけパリSG)が1件も入っていないのは、近年にない事例だろう。