目立ったのはパリSGの動き
現地9月2日の23時(日本時間3日午前7時)をもって欧州主要リーグの移籍市場がクローズし、各クラブの今夏の補強は終了した。
例年通り、デッドラインデー(移籍期限最終日)は駆け込みで移籍が相次いだ。では、9月2日に決定した主な移籍を紹介しよう。
最も大きな話題となったのが、インテルからパリ・サンジェルマンに加わったマウロ・イカルディだ。
昨シーズン途中にクラブと衝突して以来、チーム内で居場所を失っていた26歳のアルゼンチン代表FWは、アントニオ・コンテ新監督の下でも構想外となっていた。
ユベントスやローマ、ナポリやアトレティコ・マドリーからの関心が伝えられるなか、本人は「ユーベ以外なら残留」という姿勢を貫いてきたが、最終的には妻で代理人も務めるワンダ・ナラの意向もあって、インテルにレンタル料を含めて合計7000万ユーロ(約87億5000万円)の買い取りオプション付きの期限付きオファーを提示したパリSGに落ち着いた。
例年通り、デッドラインデー(移籍期限最終日)は駆け込みで移籍が相次いだ。では、9月2日に決定した主な移籍を紹介しよう。
最も大きな話題となったのが、インテルからパリ・サンジェルマンに加わったマウロ・イカルディだ。
昨シーズン途中にクラブと衝突して以来、チーム内で居場所を失っていた26歳のアルゼンチン代表FWは、アントニオ・コンテ新監督の下でも構想外となっていた。
ユベントスやローマ、ナポリやアトレティコ・マドリーからの関心が伝えられるなか、本人は「ユーベ以外なら残留」という姿勢を貫いてきたが、最終的には妻で代理人も務めるワンダ・ナラの意向もあって、インテルにレンタル料を含めて合計7000万ユーロ(約87億5000万円)の買い取りオプション付きの期限付きオファーを提示したパリSGに落ち着いた。
最終日にパリSGが釣り上げた一線級はイカルディだけではない。レアル・マドリーにアルフォンス・アレオラを今シーズン終了までのレンタルで差し出す代わりに、コスタリカ代表GKのケイラー・ナバスを獲得。前日(9月1日)にセビージャからレンタルしたスペイン人GKのセルヒオ・リコを含め、GKの拡充に成功している。
パリSGと同様に小さくない動きを見せたのがミランだ。フランクフルトからクロアチア代表FWアンテ・レビッチを2年レンタルで手にする代わりに、ポルトガル代表FWのアンドレ・シウバを同じく2年のレンタルで差し出すことになった。
ほかにも、メルカート最終日には実力派が新天地へ渡った。
トッテナムを退団してフリーとなっていた34歳のスペイン人FWフェルナンド・ジョレンテがナポリに加入し、アーセナルのアルメニア代表MFヘンリク・ムヒタリアンはローマ、そしてウェストハムに所属していたメキシコ代表FWのハビエル・エルナンデスがセビージャに加わっている。
3人はいずれも前所属チームで満足な出番が与えられず、出場機会を求めての移籍となった。