王者ユーベに対する評価は?

ルカク(左上)とデリフト(右上)といった人気銘柄の電撃加入に加え、この夏のセリエAの移籍市場はロサーノ(左下)や冨安(右下)といった若手のステップアップも目立った。 (C) Getty Images
移籍市場がクローズした9月2日(現地時間)、イタリアではインテルがマウロ・イカルディをパリ・サンジェルマンに放出し、ミランがアンドレ・シウバと入れ替わりでアンテ・レビッチを獲得した。
そのほかにも、ローマがニコラ・カリニッチやヘンリク・ムヒタリアンを獲得。ナポリはフリーだったフェルナンド・ジョレンテと契約するなど、イタリアでは実力派の駆け込み移籍が目立った。
今夏のマーケットが終了し、フリーの選手を除けば、セリエAはどのクラブもスカッドがそろった。それを受け、『Sport Mediaset』は同日、各クラブの補強を採点している。
最高点の「8.5」がついたのはインテルだ。
インテルはイカルディ、イバン・ペリシッチ、ラジャ・ナインゴランと昨シーズンの主軸をそろって放出した一方で、ロメル・ルカクやステーファノ・センシ、ニコロ・バレッラとアントニオ・コンテ監督が望んだ人材を手に入れ、前線にはアレクシス・サンチェスも加入。さらにフリーでディエゴ・ゴディンも加わった。
優勝候補の筆頭、王者ユベントスの採点は7点だった。人気銘柄のマタイス・デリフトを獲得したほか、アドリアン・ラビオやアーロン・ラムジーがフリーで加入。ジョアン・カンセロをマンチェスター・シティに売り払った代わりにダニーロを手に入れた。ただ、『Sport Mediaset』は、真の補強は復活しつつあるゴンサロ・イグアインではないかとの見解も示している。
同じく優勝候補の一角であるナポリも、ユーベと同じく7点だった。コスタス・マノラスやジョバンニ・ディ・ロレンツォと守備陣を強化。また、クラブレコードでイルビング・ロサーノを獲得している。
最終日にレビッチを獲得したミランは、及第点の6点だ。『Sport Mediaset』は、「マルコ・ジャンパオロが求めていたトップ下はどこだ?」と、指揮官が望む4-3-1-2のシステムに必要な人材の確保がなかったと指摘した。
そのほかにも、ローマがニコラ・カリニッチやヘンリク・ムヒタリアンを獲得。ナポリはフリーだったフェルナンド・ジョレンテと契約するなど、イタリアでは実力派の駆け込み移籍が目立った。
今夏のマーケットが終了し、フリーの選手を除けば、セリエAはどのクラブもスカッドがそろった。それを受け、『Sport Mediaset』は同日、各クラブの補強を採点している。
最高点の「8.5」がついたのはインテルだ。
インテルはイカルディ、イバン・ペリシッチ、ラジャ・ナインゴランと昨シーズンの主軸をそろって放出した一方で、ロメル・ルカクやステーファノ・センシ、ニコロ・バレッラとアントニオ・コンテ監督が望んだ人材を手に入れ、前線にはアレクシス・サンチェスも加入。さらにフリーでディエゴ・ゴディンも加わった。
優勝候補の筆頭、王者ユベントスの採点は7点だった。人気銘柄のマタイス・デリフトを獲得したほか、アドリアン・ラビオやアーロン・ラムジーがフリーで加入。ジョアン・カンセロをマンチェスター・シティに売り払った代わりにダニーロを手に入れた。ただ、『Sport Mediaset』は、真の補強は復活しつつあるゴンサロ・イグアインではないかとの見解も示している。
同じく優勝候補の一角であるナポリも、ユーベと同じく7点だった。コスタス・マノラスやジョバンニ・ディ・ロレンツォと守備陣を強化。また、クラブレコードでイルビング・ロサーノを獲得している。
最終日にレビッチを獲得したミランは、及第点の6点だ。『Sport Mediaset』は、「マルコ・ジャンパオロが求めていたトップ下はどこだ?」と、指揮官が望む4-3-1-2のシステムに必要な人材の確保がなかったと指摘した。
最終日にムヒタリアンらを手に入れたローマも、ミランと同じ6点という評価。新守護神パウ・ロペスの獲得を称賛したうえで、マノラスに代わるCBジャンルカ・マンチーニはまだ若すぎると指摘。また、ジョルダン・ヴェルトゥにも疑問が残るとした。
日本代表DFの冨安健洋が移籍したボローニャは、及第点を上回る6.5点という採点に。「冨安はすでにシニシャ・ミハイロビッチ監督の信頼を獲得。ステファノ・デンスビルも良い補強。ギャリー・メデルはエリク・プルガルと違うが闘争心がある。おそらくはCFが必要だったか」と評している。
そのほか、フィオレンティーナが7.5点とインテルに続く高評価。アタランタ、ブレッシャ、カリアリ、ジェノア、ラツィオ、サッスオーロが7点だった。トリノが6.5点で続き、パルマ、ウディネーゼ、ヴェローナが6点となっている。
及第点を下回ったのは、5.5点のレッチェとスパル。また、サンプドリアは4点と酷評されている。
ただもちろん、メディアの補強採点と現実のピッチはまったくの別物。各クラブのチーム編成は、吉と出るのか、凶と出るのか。今シーズンのパフォーマンスに注目だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
日本代表DFの冨安健洋が移籍したボローニャは、及第点を上回る6.5点という採点に。「冨安はすでにシニシャ・ミハイロビッチ監督の信頼を獲得。ステファノ・デンスビルも良い補強。ギャリー・メデルはエリク・プルガルと違うが闘争心がある。おそらくはCFが必要だったか」と評している。
そのほか、フィオレンティーナが7.5点とインテルに続く高評価。アタランタ、ブレッシャ、カリアリ、ジェノア、ラツィオ、サッスオーロが7点だった。トリノが6.5点で続き、パルマ、ウディネーゼ、ヴェローナが6点となっている。
及第点を下回ったのは、5.5点のレッチェとスパル。また、サンプドリアは4点と酷評されている。
ただもちろん、メディアの補強採点と現実のピッチはまったくの別物。各クラブのチーム編成は、吉と出るのか、凶と出るのか。今シーズンのパフォーマンスに注目だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部