クラブと対立して出て行った元エースにインテリスタは?
欧州の移籍市場がクローズした9月2日(現地時間)、インテルで構想外となっていたマウロ・イカルディは、パリ・サンジェルマンに買い取りオプション付きのレンタル移籍を決めた。
インテルでキャプテンマークまで巻いたイカルディだが、昨シーズン途中にクラブと対立。腕章をはく奪され、オフシーズンには戦力外を言い渡された。
イカルディの妻で代理人のワンダ・ナラは、ミラノでの生活を続けるために残留希望を強調。一方で、地元メディアは、両者が唯一の移籍先候補としているのが、インテルの宿敵ユベントスと報じてきた。
マーケットのクローズが近づいてきた先週、イカルディは戦術練習への復帰や損害賠償を求めてインテルを訴え、サポーターからさらに反感を買っていた。それだけに、最終日に元主将の移籍が決まり、喜んでいるファンは少なくないようだ。
インテル専門サイト『fcinter1908.it』によると、SNSでは、インテルのサポーターの一大決心を下したクラブを後押しするコメントが相次いだ。
「ブラボー、アラブの富豪よ。これから楽しんで」
「スポーツ新聞やゴシップ雑誌にふさわしい男を売ったインテルを祝福しなければ」
「パリSGにイカルディ売却なんて、マロッタはダ・ビンチのモナリザ以上の傑作をやってみせた」
「パーティーに招かれていない最悪の侵入者みたいに勝手口から出ていくことを選んだ。二度と会いたくない」
「1年前の夏にイカルディ、(イバン・)ペリシッチ、(ラジャ・)ナインゴランをレンタルで出すと言われたら、その人にすぐ治療を受けろと言っていただろう」
「今シーズンは20得点してほしい。チャンピオンズ・リーグで俺たち相手にゴールしようが、関係ない。二度とアッピアーノ・ジェンティーレ(練習場)で顔を見なければそれで十分だ」
インテルでキャプテンマークまで巻いたイカルディだが、昨シーズン途中にクラブと対立。腕章をはく奪され、オフシーズンには戦力外を言い渡された。
イカルディの妻で代理人のワンダ・ナラは、ミラノでの生活を続けるために残留希望を強調。一方で、地元メディアは、両者が唯一の移籍先候補としているのが、インテルの宿敵ユベントスと報じてきた。
マーケットのクローズが近づいてきた先週、イカルディは戦術練習への復帰や損害賠償を求めてインテルを訴え、サポーターからさらに反感を買っていた。それだけに、最終日に元主将の移籍が決まり、喜んでいるファンは少なくないようだ。
インテル専門サイト『fcinter1908.it』によると、SNSでは、インテルのサポーターの一大決心を下したクラブを後押しするコメントが相次いだ。
「ブラボー、アラブの富豪よ。これから楽しんで」
「スポーツ新聞やゴシップ雑誌にふさわしい男を売ったインテルを祝福しなければ」
「パリSGにイカルディ売却なんて、マロッタはダ・ビンチのモナリザ以上の傑作をやってみせた」
「パーティーに招かれていない最悪の侵入者みたいに勝手口から出ていくことを選んだ。二度と会いたくない」
「1年前の夏にイカルディ、(イバン・)ペリシッチ、(ラジャ・)ナインゴランをレンタルで出すと言われたら、その人にすぐ治療を受けろと言っていただろう」
「今シーズンは20得点してほしい。チャンピオンズ・リーグで俺たち相手にゴールしようが、関係ない。二度とアッピアーノ・ジェンティーレ(練習場)で顔を見なければそれで十分だ」
さらにイカルディとの対立姿勢を緩めることなく、最後まで売却に奔走したジュゼッペ・マロッタCEOの手腕に対する賛辞も目立った。
「マロッタは結局、インテルを真剣なクラブにしてくれた。イカルディの件は彼の最大の勝利だ。フリーでユーベに行くところがパリSGになり、ユーベはパウロ・ディバラをキープ。マスタークラスだ」
「マロッタが(ユーベSDファビオ・)パラティチに圧勝。(ロメル・ルカクを獲得し、イカルディ問題を抱えたままにして、インテルのメルカートを止めようとしたが、そうならなかった。逆にユーベは4、5人の余剰戦力を放出できていない」
「(当面の契約延長で)ここ数カ月の振る舞いからすればふさわしくない年俸アップを手にした。イカルディ&ナラというサーカスを追い出すために、インテルは何でも受け入れたという印象。完全(な別れ)になることを願う」
これまで幾度となくそのプレーでインテリスタを沸かせてきたイカルディだが、最後は円満に別れることができなかった。類まれなるゴールゲッターは、パリで再生し、新たなファンを獲得できるだろうか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部