ついに待望の正式発表だ。

　現地８月30日午前10時、オランダの強豪ＰＳＶアイントホーフェンは公式サイトで、同じエールディビジのフローニンヘンから日本代表MF堂安律を完全移籍で獲得したと発表。2024年夏までの５年契約で、クラブからの厚い期待が垣間見える。

　堂安は同サイトに、次のようなコメントを寄せた。

「ＰＳＶはとても大きなクラブで、常にタイトルを争うクラブです。僕はタイトルを獲得するためにプレーしたいし、それを実現させるためには、これまで以上にチームプレーヤーにならなければならないでしょう。もはやゴールやアシストを決めるだけでは十分とは言えません」

　ステップアップ移籍への強い決意を滲ませたのだ。

　さらに自身のSNSでも「PSVアイントホーフェンへの移籍が正式に決まりました。 この機会を与えてくれた全ての人に感謝し新しい挑戦に挑みます。 これからも応援よろしくお願いします！」と綴っている。

　今後は入団発表会見に臨み、早ければ日曜日のリーグ第５節、敵地でのＲＫＣ戦のメンバー入りを果たすかもしれない。週明けの日本代表合流を前に、新天地での公式戦デビューを飾っておきたいところだが……。なおＰＳＶは現地木曜日にヨーロッパリーグ・プレーオフを制しており、堂安にとっては初の欧州カップ戦の舞台も用意されることとなった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部