稀代のカリスマ監督の行き先は?
“スペシャル・ワン”と謳われた男が涙ながらに語ったのは、“現場”への恋しさだった。
現地時間8月18日、元マンチェスター・ユナイテッドの指揮官ジョゼ・モウリーニョがイタリア紙『Gazzetta dello Sport』の取材に応じ、監督職への思いを告白した。その模様を英衛星放送『Sky Sports』など複数の英メディアが一斉に報じた。
昨年12月に成績不振とチーム内が崩壊寸前の状態にあったことが原因で、ユナイテッドの指揮官の座を追われたモウリーニョは、それ以来、監督としての現場復帰を模索しつつも、解説者としての仕事に務めている。今月10日には『Sky Sports』との契約が発表され、ファンの間で「スペシャル・ワンの新天地が決まった」と大きな話題を呼んだ。
そんなモウリーニョ自身は監督としていち早く現場に復帰することを強く希望しているようだ。『Gazzetta dello Sport』のインタビューで、「プロフットボールの世界に入った瞬間から、私のなかで何かがクリックされたんだ」と語り、さらに次のように続けた。
「それ以来、私はノンストップでやってきたが、今は深刻な状態にある。本当に深刻だ。そう、いまは休める代わりに完全に止まってしまっているからね。私は(休養期間)を楽しめてはいない。監督としての生活が恋しいんだ」
現地時間8月18日、元マンチェスター・ユナイテッドの指揮官ジョゼ・モウリーニョがイタリア紙『Gazzetta dello Sport』の取材に応じ、監督職への思いを告白した。その模様を英衛星放送『Sky Sports』など複数の英メディアが一斉に報じた。
昨年12月に成績不振とチーム内が崩壊寸前の状態にあったことが原因で、ユナイテッドの指揮官の座を追われたモウリーニョは、それ以来、監督としての現場復帰を模索しつつも、解説者としての仕事に務めている。今月10日には『Sky Sports』との契約が発表され、ファンの間で「スペシャル・ワンの新天地が決まった」と大きな話題を呼んだ。
そんなモウリーニョ自身は監督としていち早く現場に復帰することを強く希望しているようだ。『Gazzetta dello Sport』のインタビューで、「プロフットボールの世界に入った瞬間から、私のなかで何かがクリックされたんだ」と語り、さらに次のように続けた。
「それ以来、私はノンストップでやってきたが、今は深刻な状態にある。本当に深刻だ。そう、いまは休める代わりに完全に止まってしまっているからね。私は(休養期間)を楽しめてはいない。監督としての生活が恋しいんだ」
目を潤ませ、声を震わせながら語る姿からは、その言葉がモウリーニョの本心であることが窺える。
では、気になる新天地候補はどこなのか? 現時点で具体的な話は浮上していないが、パリ・サンジェルマンやインテルといったメガクラブに加え、ニューカッスルやベンフィカ、セルティックなど格を問わず様々なクラブの候補者リストに名を連ねているとされている。また、母国であるポルトガル代表に就くという噂もにわかに囁かれてもいる。
はたして、稀代のカリスマ指揮官はかつてのように辣腕を振るう場を手にできるのか。今後の動向に注目したい。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部