守備の要として奮闘
長谷部誠と鎌田大地が所属するフランクフルトはホームで今季ブンデスリーガ開幕を迎え、ホッフェンハイムに1-0で勝利。白星でリーグ戦をスタートさせた。
昨季に続き、長谷部はリベロでフル出場。味方をコントロールしながら、タイミングのいい出足とポジショニングの巧みさで、ホッフェンハイムの攻撃を抑え込んでいた。
試合後にミックスに現われた長谷部は、まず勝利に胸を撫で下ろした様子で試合を振り返った。
「気候的にも暑く、お互い間延びしたゲームになってしまったことは反省点。立ち上がりに自分たちが良い形で点を入れることができて良かった。あの時間帯に点を取ることができたからこそ、守備陣はある程度、集中して守ることに備えられた。非常に厳しい展開のなか、勝てたことは良かった」
先週行なわれたDFBポカール1回戦では3部リーグ所属マンハイム相手に3失点していたが、この日はクリーンシートを達成した。
「ポカールは立ち上がりが良くなかった。今日は、守備の部分はしっかり集中してやろうと改めて話し合って、改善することができた。戦術的な部分でも、チームとして機能していたと思う」
昨季に続き、長谷部はリベロでフル出場。味方をコントロールしながら、タイミングのいい出足とポジショニングの巧みさで、ホッフェンハイムの攻撃を抑え込んでいた。
試合後にミックスに現われた長谷部は、まず勝利に胸を撫で下ろした様子で試合を振り返った。
「気候的にも暑く、お互い間延びしたゲームになってしまったことは反省点。立ち上がりに自分たちが良い形で点を入れることができて良かった。あの時間帯に点を取ることができたからこそ、守備陣はある程度、集中して守ることに備えられた。非常に厳しい展開のなか、勝てたことは良かった」
先週行なわれたDFBポカール1回戦では3部リーグ所属マンハイム相手に3失点していたが、この日はクリーンシートを達成した。
「ポカールは立ち上がりが良くなかった。今日は、守備の部分はしっかり集中してやろうと改めて話し合って、改善することができた。戦術的な部分でも、チームとして機能していたと思う」
チームとして守備のバランスを取りながら、時にはアグレッシブに前線にも参加し、相手の攻撃をコントロールして抑え込む。昨季に続き、長谷部に求められる仕事は山積みだ。だが、35歳のベテランは、今季もそのタスクをこなすことの手応えは掴んでいるようだ。
とはいえ、白星スタートの喜びに浸っている暇はない。木曜日には、ヨーロッパリーグ(EL)本戦出場をかけたプレーオフ第1レグ、ストラスブールとの対戦が控えている。
「予選3回戦の相手とは、また違うレベルの相手だと捉えている。非常にいいチームだということは聞いているので、まずは第1戦レグで調子を掴み、2戦目をいい状態で迎えられるようにしたい。僕らにとっては、第2レグをホームで戦えるのは大きなメリット。とにかく、勝ち進むことをしっかりとやり抜きたい」
昨シーズン、フランクフルトはELでのホーム全試合で満席という記録を叩き出した。マンハイムとのアウェー戦にも大勢のサポーターが帯同し、チームをサポートしていた。
彼らの願いは同じだ。インテルを破り、ELベスト4まで勝ち進んだあの冒険を今年も味わいたい。長谷部らフランクフルトの選手たちは、そのファンの願いを叶えるためにも、ストラスブールとの一戦に負けるわけにはいかない一戦を迎える。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部