イカルディの去就が決まらず、ゼコはローマに残留
エディン・ゼコが電撃的にローマとの契約を延長したことで、インテルは新たなストライカーにターゲットを切り替えたようだ。
イタリアやイギリスの複数のメディアは現地時間8月17日、インテルがマンチェスター・ユナイテッドのアレクシス・サンチェスの獲得に向かって動いていると報じた。
以前からゼコ本人との個人合意が報じられていたインテルだが、移籍金を巡るローマとの交渉がまとまらなかったようだ。構想外としているマウロ・イカルディの去就が決まらないことも、インテルに不利に働いたとみられている。
イタリア紙『Repubblica』によると、ゼコの代理人は『Teleradiostereo』の取材に対し、「インテル移籍の機会は非常に具体的だったが、まだ少し待つ必要があった」と述べた。
「エディンほどの選手が、別の選手の選択を待つことはできない。例えばイカルディとかね」
イタリアやイギリスの複数のメディアは現地時間8月17日、インテルがマンチェスター・ユナイテッドのアレクシス・サンチェスの獲得に向かって動いていると報じた。
以前からゼコ本人との個人合意が報じられていたインテルだが、移籍金を巡るローマとの交渉がまとまらなかったようだ。構想外としているマウロ・イカルディの去就が決まらないことも、インテルに不利に働いたとみられている。
イタリア紙『Repubblica』によると、ゼコの代理人は『Teleradiostereo』の取材に対し、「インテル移籍の機会は非常に具体的だったが、まだ少し待つ必要があった」と述べた。
「エディンほどの選手が、別の選手の選択を待つことはできない。例えばイカルディとかね」
ゼコを逃したインテルが次に照準を定めたのは、2018年1月にユナイテッドに加入して以降、期待に見合わぬパフォーマンスで厳しい立場にあるアレクシス・サンチェスだ。インテルはかねてから同選手に関心を寄せていた。また、アントニオ・コンテ監督もユベントス時代に獲得を望んだ過去がある。
復活を期すチリ代表ストライカーは、買い取りオプションつきレンタルでのインテル移籍を了承したとも報じられている。実現すれば、サンチェスにとっては、ウディネーゼ所属以来となる、8年ぶりのセリエA復帰だ。
ネックとなるのは、サンチェスの高額サラリー。ただ、イタリア紙『Gazzetta dello Sport』によると、インテルは一部負担をユナイテッドと交渉するもよう。また、サンチェス自身も減俸を受け入れる姿勢とみられている。
インテルはこの夏、ユナイテッドからロメル・ルカクを獲得して話題になった。果たしてミラノの地で、ルカクとサンチェスは再びチームメートとなるのだろうか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部