PSV入りはありか、なしか
オランダ・エールディビジのフローニンヘンに所属する日本代表MF堂安律。本人がかねがね口にしてきたステップアップ移籍が、着々と進んでいるようだ。
「PSVは、今夏に左右両サイドのウイングを務めていたイルビング・ロサーノがナポリに売却される見込みであることから、その“穴埋め”として堂安の獲得を目指している」と現地紙『Algemeen Dagblad』など複数のメディアが報じたのが、現地時間8月14日のことだった。
翌15日には「ロサーノのナポリ行きが移籍金4000万ユーロ(約50億円)で合意に達した」と報じられ、一方のフローニンヘンは、ジョエル・アソロ(スウォンジー)、アフメド・エル・メサウディ(メヘレン)の加入を発表。とくにアソロは右サイドハーフを主戦場とする20歳のプレーヤーで、現地紙は「堂安の”後釜”を獲得」と伝えられており、日本代表MFのPSV入りが近付いていると見られている。
さらに、現地紙『Dagblad van het Noorden』によれば、フローニンヘンが設定している移籍金1000万ユーロ(約12億5000万円)を、PSV側が準備して交渉のテーブルに着いたとのことで、話し合いはスムーズに進むと考えられているようだ。
「PSVは、今夏に左右両サイドのウイングを務めていたイルビング・ロサーノがナポリに売却される見込みであることから、その“穴埋め”として堂安の獲得を目指している」と現地紙『Algemeen Dagblad』など複数のメディアが報じたのが、現地時間8月14日のことだった。
翌15日には「ロサーノのナポリ行きが移籍金4000万ユーロ(約50億円)で合意に達した」と報じられ、一方のフローニンヘンは、ジョエル・アソロ(スウォンジー)、アフメド・エル・メサウディ(メヘレン)の加入を発表。とくにアソロは右サイドハーフを主戦場とする20歳のプレーヤーで、現地紙は「堂安の”後釜”を獲得」と伝えられており、日本代表MFのPSV入りが近付いていると見られている。
さらに、現地紙『Dagblad van het Noorden』によれば、フローニンヘンが設定している移籍金1000万ユーロ(約12億5000万円)を、PSV側が準備して交渉のテーブルに着いたとのことで、話し合いはスムーズに進むと考えられているようだ。
こうした動きに対して、欧州スポーツ専門チャンネル『Sky Sports』オランダ版の番組内で、ベテランレポーター&コメンテーター陣が「堂安はPSVに値するのか?」というテーマでトークを展開したという。
そのなかで、コメンテーターのマーク・ファン・リジュウィク氏は「ドウアンがPSVでプレーする準備ができているかというのは、正直言って分からない。そして、彼の加入によってチーム状態が改善するのかは未知数だ。まあ正直な話、600~700万ユーロで獲得できれば、いい買い物だとは思う」とコメント。
また、『Algemeen Dagblad』のマーチン・ウィフェル記者は「ロサーノが抜け、さらに戦力が流出する可能性がある以上、PSVにとって補強は必須だ」としつつも、「昨シーズンのドウアンは不調に陥っていた。今季は持ち直してはいるようだが、PSVの一員になれるほど調子を取り戻したわけではないと思う」と、助っ人としての力量に疑問符を投げかけたという。
当の堂安は、8月2日に開幕戦から2試合連続で先発出場。第2節のトゥベンテ戦は1-3で敗れたものの、強烈なミドルシュートでチーム唯一のゴールを挙げてインパクトを残し、少しずつ調子を上げている。
はたして、ステップアップ移籍は叶うのか。堂安の去就は、オランダでも注目を集めている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部