攻守で存在感を発揮した“イル・ロマーノ”
イタリアのレジェンドが、新天地で鮮烈なデビューを飾った。
現地時間8月13日に中立地ラプラタで行なわれたコパ・アルヘンティーナの決勝トーナメント1回戦のアルマグロ戦で、ボカ・ジュニオルスの元イタリア代表MFダニエル・デ・ロッシが移籍後初出場を果たした。
下部組織時代を含め、18年間にわたって在籍したローマを昨シーズン限りで退団したデ・ロッシは、かつての盟友であり、ボカのスポーツディレクターを務めているニコラス・ブルディッソの誘いを受けて入団を決意。先月29日に行なわれた会見では、「刺激的な場所でサッカーがしたいという欲求が勝った」と意気込んでいた。
そして迎えた初陣でデ・ロッシは魅せた。28分に左CKからドンピシャのヘディングシュートを叩き込んだのだ。
いきなりゴールを決め、ボケンセたちのハートを掴むと、さらに相手に果敢なタックルを見舞ってボールをかっさらう肉弾戦を演じるなど、77分にベンチヘ退くまで、攻守で存在感を発揮した。
試合は82分に追いつかれたボカが、その後に行なわれたPK戦で敗れて、無念の敗退を喫したものの、強烈なインパクトを残した“助っ人”に対する評価は、まさにうなぎ上りだ。
現地時間8月13日に中立地ラプラタで行なわれたコパ・アルヘンティーナの決勝トーナメント1回戦のアルマグロ戦で、ボカ・ジュニオルスの元イタリア代表MFダニエル・デ・ロッシが移籍後初出場を果たした。
下部組織時代を含め、18年間にわたって在籍したローマを昨シーズン限りで退団したデ・ロッシは、かつての盟友であり、ボカのスポーツディレクターを務めているニコラス・ブルディッソの誘いを受けて入団を決意。先月29日に行なわれた会見では、「刺激的な場所でサッカーがしたいという欲求が勝った」と意気込んでいた。
そして迎えた初陣でデ・ロッシは魅せた。28分に左CKからドンピシャのヘディングシュートを叩き込んだのだ。
いきなりゴールを決め、ボケンセたちのハートを掴むと、さらに相手に果敢なタックルを見舞ってボールをかっさらう肉弾戦を演じるなど、77分にベンチヘ退くまで、攻守で存在感を発揮した。
試合は82分に追いつかれたボカが、その後に行なわれたPK戦で敗れて、無念の敗退を喫したものの、強烈なインパクトを残した“助っ人”に対する評価は、まさにうなぎ上りだ。
アルゼンチンの有力紙『Ole』は、「信じられない!」という見出しを打って、こう評した。
「甘いデビュー戦は全てが完璧に終わるかと思われたが、ボカはアルマグロに苦い経験をさせられた。ただ、シャナイセ(ボカの愛称)のユニホームにドレスアップしたイル・ロマーノ(ローマのもの)は、3万ものボケンセ(熱狂的なボカ・ファン)に後押しされた。そして、デ・ロッシは全てに勝った。
彼の活躍ぶりはゴールだけに留まらなかった。ボールを奪うために3度も身を投げ出した。最初のタックルで彼は警告を突き付けられたが、それを気にすることなく同じようにプレーし続けた」
初陣で上々のパフォーマンスを披露したデ・ロッシは、入団会見で語っていた「全てを手にする」という大願を成就させられるのか。36歳の大ベテランの挑戦から引き続き目が離せない。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
「甘いデビュー戦は全てが完璧に終わるかと思われたが、ボカはアルマグロに苦い経験をさせられた。ただ、シャナイセ(ボカの愛称)のユニホームにドレスアップしたイル・ロマーノ(ローマのもの)は、3万ものボケンセ(熱狂的なボカ・ファン)に後押しされた。そして、デ・ロッシは全てに勝った。
彼の活躍ぶりはゴールだけに留まらなかった。ボールを奪うために3度も身を投げ出した。最初のタックルで彼は警告を突き付けられたが、それを気にすることなく同じようにプレーし続けた」
初陣で上々のパフォーマンスを披露したデ・ロッシは、入団会見で語っていた「全てを手にする」という大願を成就させられるのか。36歳の大ベテランの挑戦から引き続き目が離せない。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部