3人の若きタレントを獲得
昨シーズンは、二度の移籍市場でひとりも補強しなかったトッテナム・ホットスパーがついに動いた。
期限最終日まで交渉を進めていたパウロ・ディバラ(ユベントス)とフィリッペ・コウチーニョ(バルセロナ)は取り逃がしたとはいえ、リヨンから22歳のフランス代表MFタンギ・ヌドンベレ、ベティスから23歳のアルゼンチン代表MFジオバニ・ロ・チェルソ、そしてフルアムから19歳のイングランドU-21代表MFライアン・セセニョンを獲得。いずれもまだワールドクラスとは言えないものの、若く才能豊かなタレントたちだ。
では、3人のニューカマーを加えたトッテナムの最新序列をここで整理しておこう。マウリシオ・ポチェティーノ監督は複数のフォーメーションを使いこなすため、昨シーズンに最も採用された4-2-3-1とした。
GKはキャプテンのユーゴ・ロリスが引き続き正守護神を務める。ミシェル・フォルムは退団したものの、アルゼンチン代表のパウロ・ガッサニガが控えており、憂いはない。
最終ラインは、ヤン・ヴェルトンゲンとトビー・アルデルワイレルドのベルギー代表CBコンビが健在。22歳ダビンソン・サンチェスと21歳のファン・フォイがどこまでその座を脅かされるか。
左サイドのスペシャリストであるセセニョンが加わり、ベン・デイビスとダニー・ローズが競ってきて左SBの定位置争いは、さらに熾烈になった。対照的に、キーラン・トリッピアーがアトレティコ・マドリーにへと去った右SBは、その代役を補強せず。セルジュ・オーリエが昇格する形で一番手となっている。
期限最終日まで交渉を進めていたパウロ・ディバラ(ユベントス)とフィリッペ・コウチーニョ(バルセロナ)は取り逃がしたとはいえ、リヨンから22歳のフランス代表MFタンギ・ヌドンベレ、ベティスから23歳のアルゼンチン代表MFジオバニ・ロ・チェルソ、そしてフルアムから19歳のイングランドU-21代表MFライアン・セセニョンを獲得。いずれもまだワールドクラスとは言えないものの、若く才能豊かなタレントたちだ。
では、3人のニューカマーを加えたトッテナムの最新序列をここで整理しておこう。マウリシオ・ポチェティーノ監督は複数のフォーメーションを使いこなすため、昨シーズンに最も採用された4-2-3-1とした。
GKはキャプテンのユーゴ・ロリスが引き続き正守護神を務める。ミシェル・フォルムは退団したものの、アルゼンチン代表のパウロ・ガッサニガが控えており、憂いはない。
最終ラインは、ヤン・ヴェルトンゲンとトビー・アルデルワイレルドのベルギー代表CBコンビが健在。22歳ダビンソン・サンチェスと21歳のファン・フォイがどこまでその座を脅かされるか。
左サイドのスペシャリストであるセセニョンが加わり、ベン・デイビスとダニー・ローズが競ってきて左SBの定位置争いは、さらに熾烈になった。対照的に、キーラン・トリッピアーがアトレティコ・マドリーにへと去った右SBは、その代役を補強せず。セルジュ・オーリエが昇格する形で一番手となっている。
ロ・チェルソとヌドンベレが加わった中盤は、そのふたりがセントラルMFにレギュラー候補。そのほかにも、ムサ・シソコ、ハリー・ウィンクス、エリック・ダイアー、ヴィクター・ワニャマとタイプの異なる名手が揃い、対戦相手や状況に応じてローテーションをすることになるだろう。
エリクセンがスペインへの移籍を訴えているニ列目は、そのデンマーク代表MFが残留すればもちろん主軸。ソン・フンミン、アリとともに強力なトリオを形成することになる。逆に、取り沙汰されるマドリード勢への移籍が決まれば、ルーカスやセセニョン、ラメラあたりがレギュラーの座を争うだろう。ロ・チェルソが一列上がることも考えられる。
前線はもちろん、ハリー・ケインが担う。ただ、貴重なバックアッパーだったフェルナンド・ジョレンテが契約切れで退団。事実上控えが不在の状況で、昨シーズンのように大黒柱が長期離脱を強いられるようだと厳しくなる。
2018-19シーズンは、補強ゼロでチャンピオンズ・リーグ(CL)準優勝とプレミア4位でのCL出場権確保という快挙を成し遂げた。新戦力を加え、タイトル獲得という目標を達成するためには、エリクセンが残留したうえで、ケインが故障なくシーズンを送れるかがポイントとなりそうだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
エリクセンがスペインへの移籍を訴えているニ列目は、そのデンマーク代表MFが残留すればもちろん主軸。ソン・フンミン、アリとともに強力なトリオを形成することになる。逆に、取り沙汰されるマドリード勢への移籍が決まれば、ルーカスやセセニョン、ラメラあたりがレギュラーの座を争うだろう。ロ・チェルソが一列上がることも考えられる。
前線はもちろん、ハリー・ケインが担う。ただ、貴重なバックアッパーだったフェルナンド・ジョレンテが契約切れで退団。事実上控えが不在の状況で、昨シーズンのように大黒柱が長期離脱を強いられるようだと厳しくなる。
2018-19シーズンは、補強ゼロでチャンピオンズ・リーグ(CL)準優勝とプレミア4位でのCL出場権確保という快挙を成し遂げた。新戦力を加え、タイトル獲得という目標を達成するためには、エリクセンが残留したうえで、ケインが故障なくシーズンを送れるかがポイントとなりそうだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部