プレミアリーグの移籍市場がクローズする現地時間８月8日、セリエAの王座奪還を狙うインテルが、マンチェスター・ユナイテッドに所属していたベルギー代表FWロメル・ルカクの獲得を発表した。契約は2024年までの５年契約となっている。

　加入にあたり、ルカクは「このクラブにしか来たくなかった。インテルは誰もが加わることのできるクラブではない。王者の座を取り戻すためにここに来た」と意気込みを述べている。

　７日深夜にイタリア入りした大型ストライカーは、ミラノのマルペンサ空港でインテリスタから熱烈な出迎えを受けた。翌８日にメディカルチェックを終え、正式にサインした。

　気になる移籍金は、英公共放送『BBC』によれば、ボーナスほか含む8000万ユーロ（約100億円）と報じられている。これはクラブ史上最大額だ。

　今シーズンからインテルの新監督に就任したアントニオ・コンテはかねてからルカクの獲得を熱望していた。いわば相思相愛のターゲットを手中に収めたインテルは、ユベントスを王座から引きずり下ろすことができるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部