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ボリビア1部で警察出動の大騒動! 導入されていないのに、主審がまさかの“VAR”ジェスチャー!

カテゴリ:ワールド

サッカーダイジェストWeb編集部

2019年08月07日

「あり得ない!」「笑える」と世界中で話題に

すっかりお馴染みになってきたレフェリーのVARジェスチャー(写真はイメージ)。(C)Getty Images

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 ボリビア1部リーグで、珍事件が発生した。
 
 現地8月4日、第5節のCAR対ボリバルの一戦だ。後半アディショナルタイム4分を経過し、スコアはホームチームのCARから見て0-1。懸命に同点ゴールを追い求めるなか、ハプニングが起こった。
 
 ボリバルDFが自陣ペナルティーエリア内で浮き球をクリアしようとして、足を高く振り上げる。このキックがCARのFWの身体に当たったか否か……。ラウール・オロスコ主審はみずからのジャッジに自信が持てなかったのか、すぐさまタッチライン際の第4審判の元へ駆け寄る。やがて協議の結果、主審はPKをCARに与えるのだが、その際に謎のジェスチャーをお披露目してしまい、大騒動を招いたのだ。
 
 オロスコ主審はなんと、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)で判定したあとに両手でテレビ画面を示す、いまやお馴染みの動きを繰り出した。だが、この試合にVARは導入されていない! 途中で間違いに気づき、中途半端なジェスチャーに終わったのだが、PKを取られたボリバル側は見逃さなかった。「いまのはなんだ!」「VARでチェックしたんだろ!」とばかりに主審に詰め寄り、両チームの選手が入り乱れて瞬く間にカオスに。警護に当たっていた警察官たちがピッチ内に登場して、なんとかその場を収めた。
 
 このシーンを紹介した動画がSNS上で世界中に拡散すると、投稿欄にはメッセージが殺到。英紙『The Daily Mail』が紹介したところでは、「あり得ないアクションだ!」「半分やって止めているところが笑える」「なぜ第4審判に助言をもらいにいった?」「レフェリーは極限状態にあったんだろう……」などなど、さまざまな意見が寄せられている。

 
 現在の南米でVARが採用されているのは、ブラジル1部リーグにあたる全国選手権のみ。40歳のオロスコ主審はボリビアを代表する名レフェリーで、これまでコパ・リベルタドーレス、コパ・アメリカやFIFAの年代別ワールドカップでも笛を吹いた国際主審だ。一度あのジェスチャーをやってみたかった(?)のかもしれない。
 
 結局判定は覆らず、CARはPKを得た。しかし──。キッカーが放った渾身のショットはポストを激しく叩き、黄金のチャンスをモノにできなかったのである。
 
 歓喜に沸くボリバルがそのままアウェーで勝ち切り、3ポイントを掴んだ。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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