昨シーズンのリーガ最終節でトップデビュー
[Rakuten CUP]神戸0-2バルセロナ/7月27日/ノエビアスタジアム神戸
バルセロナは序盤から圧倒的にボールを支配して押し込みながらも、なかなか決定機を創出することができなかった。
前半は0-0で終了。その停滞ムードを打ち破ったのが、後半からピッチに立ったBチーム所属のアタッカー、カルレス・ペレスだ。
59分に、左サイドでボールをキープし、マウコムとのワンツーで抜け出すと、GKの股を抜く冷静なフィニッシュで先制点をゲット。86分には強烈なシュートで、試合を決める2点目を奪い、一躍ヒーローとなった。
先のチェルシー戦でも2人を一気にかわすにドリブルを披露するなど、この日本ツアーで瞬く間に名を揚げたレフティーは、試合後に多くの報道陣に囲まれ、誇らしげに試合をこう振り返った。
「僕たちはヴィッセルの戦術、攻撃の仕方を研究し、準備をしてきた。前からプレッシャーをかけ、ボールも保持できていた。前半はなかなかチャンスが作り出せなかったが、後半になってそれができるようになった」
また、自身の特徴については、こう説明している。
「僕はBチームにいるんだけど、監督がこの日本行きのメンバーに入れてくれたんだ。感謝しているよ。いつもは右サイドでプレーしてるんだけど、この遠征では左サイドで起用された。どうなるかなと思ったけど、(左サイドでも機能するという)可能性を示せたと思う」
バルセロナは序盤から圧倒的にボールを支配して押し込みながらも、なかなか決定機を創出することができなかった。
前半は0-0で終了。その停滞ムードを打ち破ったのが、後半からピッチに立ったBチーム所属のアタッカー、カルレス・ペレスだ。
59分に、左サイドでボールをキープし、マウコムとのワンツーで抜け出すと、GKの股を抜く冷静なフィニッシュで先制点をゲット。86分には強烈なシュートで、試合を決める2点目を奪い、一躍ヒーローとなった。
先のチェルシー戦でも2人を一気にかわすにドリブルを披露するなど、この日本ツアーで瞬く間に名を揚げたレフティーは、試合後に多くの報道陣に囲まれ、誇らしげに試合をこう振り返った。
「僕たちはヴィッセルの戦術、攻撃の仕方を研究し、準備をしてきた。前からプレッシャーをかけ、ボールも保持できていた。前半はなかなかチャンスが作り出せなかったが、後半になってそれができるようになった」
また、自身の特徴については、こう説明している。
「僕はBチームにいるんだけど、監督がこの日本行きのメンバーに入れてくれたんだ。感謝しているよ。いつもは右サイドでプレーしてるんだけど、この遠征では左サイドで起用された。どうなるかなと思ったけど、(左サイドでも機能するという)可能性を示せたと思う」
現在21歳のC・ペレスは、同じ街のライバルであるエスパニョールの下部組織から2012年夏にバルサのカンテラに籍を移した。順調にステップアップし、17年夏にバルサBに昇格したものの、トップデビューの機会にはなかなか恵まれなかった。
そのチャンス巡ってきたのが、昨シーズンのラ・リーガ最終節のエイバル戦。73分にマウコムに代わって起用され、17分間ながら1部でプレーした。
Bチームの選手としては若くないだけに、いわば今シーズンは生き残りを懸けたラストチャンスといっても過言でない。この2発が、エルネスト・バルベルデ監督へのアピールとなったのは間違いないだろう。
取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部)
そのチャンス巡ってきたのが、昨シーズンのラ・リーガ最終節のエイバル戦。73分にマウコムに代わって起用され、17分間ながら1部でプレーした。
Bチームの選手としては若くないだけに、いわば今シーズンは生き残りを懸けたラストチャンスといっても過言でない。この2発が、エルネスト・バルベルデ監督へのアピールとなったのは間違いないだろう。
取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部)