パリSGは金銭の交渉にしか応じる気配がなく…
いま、移籍マーケットで最も“ホット”な男となっているのは、おそらくブラジル代表FWのネイマールだろう。
かねてから所属するパリ・サンジェルマンに不満を抱いていたというセレソンの至宝は、今夏の移籍市場での動向が世間の注目を集めていたが、今月8日の始動日に合流しなかったことで、報道はさらにヒートアップしている。
言うまでもなく、最も注目されているのはバルセロナへの復帰だ。スペインを始めとする各国メディアでは、バルサが4000万ユーロ(約50億円)にフィリッペ・コウチーニョ、ウスマンヌ・デンベレorイバン・ラキティッチを加えたオファーを提示したものの、ネイマール獲得時に2億2200万ユーロ(約277億5000万円)を支払っていたパリSGは、それ以上の金額でのオファーしか受け付かないと頑なな態度を崩していないと報じられている。
アントワーヌ・グリエーズマンの獲得に1億2000万ユーロ(約150億円)を投じたバルサが二の足を踏むなか、退団を望んでいるネイマール側は、本来の希望である古巣復帰を念頭に置きつつ、次なる策を考えているようだ。
かねてから所属するパリ・サンジェルマンに不満を抱いていたというセレソンの至宝は、今夏の移籍市場での動向が世間の注目を集めていたが、今月8日の始動日に合流しなかったことで、報道はさらにヒートアップしている。
言うまでもなく、最も注目されているのはバルセロナへの復帰だ。スペインを始めとする各国メディアでは、バルサが4000万ユーロ(約50億円)にフィリッペ・コウチーニョ、ウスマンヌ・デンベレorイバン・ラキティッチを加えたオファーを提示したものの、ネイマール獲得時に2億2200万ユーロ(約277億5000万円)を支払っていたパリSGは、それ以上の金額でのオファーしか受け付かないと頑なな態度を崩していないと報じられている。
アントワーヌ・グリエーズマンの獲得に1億2000万ユーロ(約150億円)を投じたバルサが二の足を踏むなか、退団を望んでいるネイマール側は、本来の希望である古巣復帰を念頭に置きつつ、次なる策を考えているようだ。
バルセロナに拠点を置くスペイン紙『Mundo Deportivo』によれば、ネイマールの代理人で父親のシニア氏は、すでにユベントス、レアル・マドリー、バイエルン、マンチェスター・ユナイテッドとの交渉を水面下で開始し、“パリ脱出計画”を進めているという。
候補のなかでも、イタリアの絶対王者ユーベ行きには本人も興味を示し、シニア氏はユーベのファビオ・パラティチSD(スポーツ・ディレクター)と接触したようだ。だが、イタリア・メディア『Football Italia』は、すでにマタイス・デリフトの獲得で大枚を叩いてしまっているユーベが法外な金額が必要となるネイマールの獲得に難色を示しており、交渉は破談に終わったとしている。
このまま受け入れ先が決まらずに、パリで新シーズンの開幕を迎えれば、飼い殺しの状態となる可能性もありうるネイマール。そうなれば、キャリアが下降線を辿るのは避けられない。今夏の動向は、彼のサッカー人生にとって大きなターニングポイントになりそうだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部