D・アウベスやリベリが名を連ねるなかで…
チェルシーからレアル・マドリーへ移籍したエデン・アザールやアトレティコ・マドリーからバルセロナに渡ったアントワーヌ・グリエーズマンなど、今夏の移籍市場ではビッグディールが続々と決定している。
そんななかで注目されているのが、フリートランスファーとなっている名手たちの行方だ。前所属クラブとの契約が満了となったいわゆる「ボスマン選手」は、移籍金なしの「ゼロ円」で獲得できる魅力的な存在である。
スペイン紙『Marca』は、フリーで獲得可能な30人をピックアップして紹介している。
そんななかで注目されているのが、フリートランスファーとなっている名手たちの行方だ。前所属クラブとの契約が満了となったいわゆる「ボスマン選手」は、移籍金なしの「ゼロ円」で獲得できる魅力的な存在である。
スペイン紙『Marca』は、フリーで獲得可能な30人をピックアップして紹介している。
記事では、マルセイユとの契約が満了となって無所属となったイタリア代表FWマリオ・バロテッリや、同じくバイエルンとの契約を更新せずにフリーの身となった元フランス代表MFフランク・リベリ、先のコパ・アメリカで健在ぶりを見せつけたブラジル代表DFダニエウ・アウベスなど世界的な名手とともに、ふたりのサムライ戦士も紹介されている。岡崎慎司と本田圭佑だ。
まず、2018-19シーズン限りで15年8月からプレーしたレスターの退団が決定した岡崎については、「33歳の日本人FWだ。15-16シーズンにプレミアリーグを制したレスターで主力としてプレー。今夏は退団が早い段階から決まっていた」と綴り、続いて本田については、次のように記している。
「33歳となった日本人MFは今も素晴らしい冒険を続けている。彼はメルボルン・ヴィクトリーを去り、新天地は決まっていないが、カンボジア代表チームの監督を務めている。実にユニークなキャリアだ」
同級生コンビの岡崎と本田の去就は、いまだ不透明だ。だが、前者はカタール・ワールドカップ、後者は東京五輪という大きな目標を掲げているだけに、慎重に新天地を見極めているところだろう。
今回紹介されたゼロ円プレーヤーたちは、欧州トップリーグでの経験豊富な名手ばかり。Jリーグに挑戦する可能性も“ゼロ”ではないだけに、その動向から目が離せない。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部