“汚職発言”のメッシに2年間の代表活動停止処分? 異議を唱えるアルゼンチンはネーションズリーグ参戦を計画も…

カテゴリ:メガクラブ

サッカーダイジェストWeb編集部

2019年07月09日

南米サッカー連盟とアルゼンチン・サッカー連盟の全面対決に発展か

コパ・アメリカでのレフェリングに対して、不満を口にしたメッシ。そんな現代サッカー界のスターの発言が大問題へと発展している。 (C) REUTERS/AFLO

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「汚職とレフェリーがフットボールに参加することを許さなかった」と言い放ち、南米サッカー連盟(CONMEBOL)を厳しく糾弾したリオネル・メッシの代表キャリアが窮地を迎えている。

 現地時間7月6日に行なわれたコパ・アメリカの3位決定戦後で、アルゼンチン代表はチリ代表に2-1と勝利。1989年のブラジル大会以来となる3位入りを果たした。しかし、この試合で最も話題となったのは、メッシの発言だった。

 37分に相手DFガリー・メデルとの些細な衝突で、マリオ・ディアス・デ・ビバール主審から一発退場を命じられたメッシは、試合後の表彰式をボイコット。さらに準決勝のブラジル戦で2度もビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)が使用されずにPKの判断を見逃されたこともふまえ、大会を組織する委員会への怒りをぶちまけたのだ。

「ブラジル戦も、今日の試合(チリ戦)も僕らは最高の出来だったと思う。でも、レフェリーによる汚職が台無しにしたんだ。決勝ではVARやジャッジが影響を及ぼさずにペルーがまともに戦えることを祈っているよ。きっと難しいだろうけどね。残念なことに審判たちはブラジルのために動いているし、この大会はブラジルがチャンピオンになることが決まっている」

 この発言に対して、CONMEBOLも公式ツイッターで反論を展開。「参加している選手全員や我々の職員に対して敬意を欠いている」とし、ブラジル有利の笛を吹いているという批判についても「事実無根だ」と訴えた。

 さらにメッシに対しては、厳しい制裁も検討されている。アルゼンチン紙『Ole』によれば、CONMEBOLのアレハンドロ・ドミンゲス会長は、いかなる侮辱も禁ずるというルールに基づき、最長で約2年間の代表活動禁止処分を下すと報じている。もしそうなれば、来夏に母国で開催されるコパ・アメリカ、さらには2022年のカタール・ワールドカップ予選も出場できないことになる。

 しかし、大黒柱の窮地にアルゼンチン・サッカー協会(AFA)も黙ってはいない。

 前述の現状をふまえ、「もはや議論は政治的な話し合いに発展している」と伝えたアルゼンチン・メディアの『Tyc Sports』は、CONMEBOLに対して、6ページに渡る抗議文を提出するなど、強硬な姿勢を崩さないAFAのクラウディオ・タピア会長が、同代表のヨーロッパネーションズリーグに電撃参戦を計画していると報じた。

 同メディアによれば、タピア会長は、ヨーロッパ・サッカー連盟(UEFA)にネーションズリーグへ参加を掛け合ったと報じ、仮に実現した場合、AFAは来年のコパ・アメリカの欠場も辞さない構えだとも伝えた。ただ、UEFAは8日に一連の報道を否定する声明を発表しており、実現性が低いという見立てが強まっている

 メッシの発言に端を発したこの騒動はいかなる決着を見ることになるのか。CONMOBOLとAFAの“抗争”の様相も呈しているなかで、その結末が注目される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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