バルサとアヤックスは合意していたが…
今夏の移籍市場で人気銘柄となっているアヤックスのオランダ代表DFマタイス・デリフト。そのヤングスターについて、獲得に動いているバルセロナのジョゼップ・マリア・バルトメウ会長が口を開いた。
デリフトは、19歳にして名門アヤックスのキャプテンを担う超逸材だ。18-19シーズンには、エールディビジ優勝とチャンピオンズ・リーグ準決勝進出に貢献し、メガクラブ垂涎の存在となった。
ここ数週間は、バルサをはじめ、パリ・サンジェルマン、マンチェスター・ユナイテッド、バイエルン、マンチェスター・シティ、レアル・マドリー、リバプールと、メガクラブがこぞって参戦した“大争奪戦”の模様が連日のように報じられてきた。だがここにきて、ライオラ代理人との交渉を巧みに進めたユーベが、一気に口説き落としたと一部メディアが伝え、一時の喧騒からはやや収束気味だ。
そのデリフトについて、バルトメウ会長が言及した。現地時間7月6日に開かれたフレンキー・デヨングの入団に際した会見において、「私は彼がどこにいるのかは知っている」と意味深な言葉を残している。
「アヤックスとユーベの間の交渉に問題が発生しているという情報を見ている。私は少し前からデリフトがどこでプレーしたいのかというのを知っているし、とにかくどうなるかを見守るつもりだ。結局のところ、どこに行くのか、そしていつ発表するのかは、選手本人が決めるべきことだと思っている。ただ、繰り返しになるが、私は現時点で彼がどこに行くかを知っている」
デリフトは、19歳にして名門アヤックスのキャプテンを担う超逸材だ。18-19シーズンには、エールディビジ優勝とチャンピオンズ・リーグ準決勝進出に貢献し、メガクラブ垂涎の存在となった。
ここ数週間は、バルサをはじめ、パリ・サンジェルマン、マンチェスター・ユナイテッド、バイエルン、マンチェスター・シティ、レアル・マドリー、リバプールと、メガクラブがこぞって参戦した“大争奪戦”の模様が連日のように報じられてきた。だがここにきて、ライオラ代理人との交渉を巧みに進めたユーベが、一気に口説き落としたと一部メディアが伝え、一時の喧騒からはやや収束気味だ。
そのデリフトについて、バルトメウ会長が言及した。現地時間7月6日に開かれたフレンキー・デヨングの入団に際した会見において、「私は彼がどこにいるのかは知っている」と意味深な言葉を残している。
「アヤックスとユーベの間の交渉に問題が発生しているという情報を見ている。私は少し前からデリフトがどこでプレーしたいのかというのを知っているし、とにかくどうなるかを見守るつもりだ。結局のところ、どこに行くのか、そしていつ発表するのかは、選手本人が決めるべきことだと思っている。ただ、繰り返しになるが、私は現時点で彼がどこに行くかを知っている」
バルトメウ会長が指摘した通り、ユーベとアヤックスの交渉が行き詰まりを見せているという情報も飛び交っている。
イタリア紙『Gazzetta dello Sport』は、ユーベはデリフト本人とは年俸1200万ユーロ(約15億円)+ボーナスでの5年契約の個人合意に達しているものの、アヤックス側が要求している7500万ユーロ(約93億7500万円)の移籍金に二の足を踏んでいると伝えている。
一方、バルサはデリフト獲得を巡る交渉においてアヤックスに対し、7500万ユーロ+ボーナスという要求以上の金額を提示していたものの、ライオラとの話し合いで折り合いが付かずに断念していたことが、『Marca』などのスペイン・メディアで報じられていた。
そうした状況のなかで発せられた今回のバルトメウ会長のコメントは、一体どういう意味を持つのだろうか――。いずれにしても、8日の月曜日にはアヤックスに合流するとも伝えられているデリフトの動向から目が離せない。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部