イブラヒモビッチと比較される存在
アジアチャンピオンズリーグ準々決勝で浦和レッズと対戦する上海上港が、強力な助っ人を手に入れたようだ。
現地時間7月5日、英衛星放送『Sky Sports』をはじめとする複数の英国メディアが、ウェストハムに所属するオーストリア代表FWのマルコ・アルナウトビッチを上海上港が獲得したと一斉に報じた。
2017年7月にストークからウェストハムに加入したアルナウトビッチは、今年1月の移籍市場でも上海上港から週給30万ポンド(約4300万円)という好条件のオファーを受け、退団を直訴。だが、ウェストハムがこれを固辞し、最終的に3年の延長契約にサインしていた。しかし、一連の自己中心的な振る舞いがサポーターの反感を買い、次第に居場所を失っていった。
そして、夏の移籍市場でも上海上港から1970万ポンド(約28億5665万円)のオファーを受けたウェストハムは、一度は拒否したものの、移籍を強く希望し続け、“不満分子”と化したアルナウトビッチを残留させることによる悪影響を危惧。『Sky Sports』によれば、最終的に2250万ポンド(約32億6250万円)で退団を容認したようだ。
現地時間7月5日、英衛星放送『Sky Sports』をはじめとする複数の英国メディアが、ウェストハムに所属するオーストリア代表FWのマルコ・アルナウトビッチを上海上港が獲得したと一斉に報じた。
2017年7月にストークからウェストハムに加入したアルナウトビッチは、今年1月の移籍市場でも上海上港から週給30万ポンド(約4300万円)という好条件のオファーを受け、退団を直訴。だが、ウェストハムがこれを固辞し、最終的に3年の延長契約にサインしていた。しかし、一連の自己中心的な振る舞いがサポーターの反感を買い、次第に居場所を失っていった。
そして、夏の移籍市場でも上海上港から1970万ポンド(約28億5665万円)のオファーを受けたウェストハムは、一度は拒否したものの、移籍を強く希望し続け、“不満分子”と化したアルナウトビッチを残留させることによる悪影響を危惧。『Sky Sports』によれば、最終的に2250万ポンド(約32億6250万円)で退団を容認したようだ。
現在30歳のアルナウトビッチは、192センチの巨躯を利したパワフルなプレーに加え、柔軟なテクニックとシュートセンスを兼ねる大型FWだ。そのプレースタイルとバルカン半島にルーツを持つことから元スウェーデン代表FWのズラタン・イブラヒモビッチとも比べられる存在だ。
そんな一線級のストライカーを引き抜いた上海上港は、前述の通り、来月27日に行なわれるACL準々決勝で浦和と対戦予定だ。アルナウトビッチの存在は驚異となるだろう。
英メディア『Talk Sport』によれば、アルナウトビッチは近日中にロンドン市内でメディカルチェックを済ませ、正式に移籍が完了する予定で、順調に行けば浦和戦にも出場可能なようだ。フッキやオスカールに加え、“オーストリアのイブラ”という強烈なタレントを確保した上海上港。対峙する浦和にとっては、厄介な相手になりそうだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部