期限は2020年6月30日までの1年間
7月5日、横浜F・マリノスはMF天野純がベルギーのロケレンへ1年間の期限付きで移籍をすると発表した。
6日に行なわれる大分トリニータ戦の試合終了後、サポーターへの挨拶を行なったのちに、ベルギーに旅立つと発表した。ロケレン側は、現地時間8日に入団記者会見をすると発表している。移籍金や買取オプションについては現時点では明らかになっていない。
つい先日には、ベガルタ仙台GKのシュミット・ダニエルも、ベルギー1部のシント=トロイデンへの正式加入が間近と発表された。新シーズン、ベルギーでは、ともに日本代表の伊東純也(ヘンク)や植田直通(セルクル・ブルージュ)らもプレーする見込みとなっている。
天野はクラブを通じて、このようにコメント発表している。
6日に行なわれる大分トリニータ戦の試合終了後、サポーターへの挨拶を行なったのちに、ベルギーに旅立つと発表した。ロケレン側は、現地時間8日に入団記者会見をすると発表している。移籍金や買取オプションについては現時点では明らかになっていない。
つい先日には、ベガルタ仙台GKのシュミット・ダニエルも、ベルギー1部のシント=トロイデンへの正式加入が間近と発表された。新シーズン、ベルギーでは、ともに日本代表の伊東純也(ヘンク)や植田直通(セルクル・ブルージュ)らもプレーする見込みとなっている。
天野はクラブを通じて、このようにコメント発表している。
「嘘偽りのない本当の自分の想いを伝えたいと思います。本当に苦渋の決断でした。育成組織から育ってきたマリノスで優勝したい。最高の仲間と最後まで戦い抜きたい。子供の頃からあこがれていたマリノスの10番を着けさせてもらい、さらにキャプテンまでやらせてもらったのに活躍できないまま旅立っていいものか。
その一方で昔からの夢であった海外への挑戦。気がつけば27歳になり、挑戦するにはラストチャンスの年齢。恐らく次のチャンスは来ない。チャレンジをしなかったら一生後悔する。海外で自分がどれぐらいのし上がれるのかチャレンジしたい。自分自身に感じる停滞感を打破したい。もっと上手くなりたい、もっと強くなりたい。このような思いが自分の心の中に湧き上がってきました。様々な思いが交錯する中、何日も悩み、考え抜いた上で移籍をするという決断に至りました。
この移籍に際して、自分のわがままを聞いてくださり、最大限協力して頂いた強化部の方々、監督、クラブスタッフの方々には本当に感謝しかありません。またファン・サポーターの皆さん、チームメイトにはシーズン途中で離脱してしまうことを申し訳なく思います。
海外の舞台で一つずつ積み上げて、絶対に成功してやるという覚悟と自信はあります。これまでも幾度となく壁を乗り越えてきたという自負もあります。何年後かにこの決断が正しかったと言えるように、短い間でもマリノスの10番を背負ったことを誇りに、ベルギーで頑張ってきます。皆さんには改めて大分戦後に挨拶させていただければと思います 」
構成●サッカーダイジェストWeb編集部